「セリ」について その3

今回も引き続き「セリ」についてです。


ところで皆さん、市場のセリ=オークションで高値が出るのは、どんなマグロだと思われますか?


ずばり申しますとそれは、 「美味しいマグロ」 これにつきます。


現に、このブログの初回でご紹介した弊社の買い付けをお願いしている鵬水産㈱社長ですが、なんと見本の尾の身をほじってモグモグ食べているのを何度も私はこの目で目撃しています。


社長曰く

「実際食べてみないと、美味しいか分からないですよ」 とあっさり。


もちろん隅っこをほじって、少しだけですよ。


私は未だにチャレンジしたことは有りませんが、指を付けて「酸っぱい味がないか」と確認はします。


市場のセリに参加される方々は、皆さん「マグロの目利き」プロです。


「売る側」の市場のセリ人は、各荷主からえりすぐりのマグロを集めます。


それを一本一本吟味しながら、良い値段が出やすいように並べる順番を考えて、セリ場を整えて行きます。


産地等の知識も豊富で、荷主はセリ人にマグロを託します。


荷主の期待に沿うべく、セリ人の方々は少しでもマグロを高く売るように懸命に努力されます。


「買う側」の買参人の皆さんもこれまた「マグロの目利き」ぞろいです。


市場の仲卸さん、買参権を持つ場外問屋の仕入担当の方々。

そのどなたにも、後ろには「お客さん」がいて

良いマグロを待っています。


お客さんからの注文に応える為、良いものを出来るだけ安く仕入れる努力をされます。


「売る側」と「買う側」の接点、これが「セリ」です。


もちろん「才色兼備」と言いますか、脂・色・鮮度の三拍子そろったマグロが高値が付きます。


しかし、それ以外にも極端に高値が付くマグロがたまに出ます。


それこそまさしく「美味しいマグロ」です。


買われた方は、きっとそのマグロの持つ価値をご存じなのだと思います。


私は「マグロのセリ」というものにとても魅力を感じています。


見本の尾とスライスを一本一本吟味して、下付け(値付け)をする。


私は今51歳ですが、私など到底足元にも及ばないマグロの目利きの大先輩方が見て、触って、実際に口にすることまでもして真剣に下付けをされています。


お目当てのマグロを買えた時も嬉しいですが、
「価値の有るマグロに、ちゃんと良い値段が付く」
この冷凍マグロのセリというシステムは本当に素晴らしいと思っています。


私なんか、まだまだあまちゃんです。


これからも日々精進あるのみ!

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