月も変わり、いよいよ八月。
旧盆商戦も間近に控え、冷凍マグロのセリ場も
仲買さんと魚屋さん達の熱気でヒートアップしてきました。

良いマグロには、しっかりと値段が出る。
去年とは違い、通常のお盆前の感じが戻った感があります。

入荷減による大鉢の相場高は、相変わらずです。
天然南鮪については、縮み脂は値段が競り上がり高値が出ています。
小さめのサイズなので、魚屋さんが使いやすいのでしょう。
静岡市場でも、天然南鮪が完全に定着したように思います。
メバチマグロの上脂物と、バッティングせずに
どちらも値段が伸びています。

こういう時は、弊社のような存在は
大人しくしている他有りません。
競り上げて、どうしても仕入れしたい状況では、
今のところないからです。
でも魚屋さん達は「今日、明日お店で販売するマグロ」を
仕入れに来ているので、少々高くなっても
その日欲しいマグロを買っていかれるのです。
セリに対するスタンスの違いとでも申しましょうか。
いろんな買い手がいたほうが、セリ場も賑やかになりますから
一本も買えなくても引き続き参加するつもりです。
また何かしら拾い物も出てくるでしょう。

以下、８月２日（月）各地の相場です。

東京都豊洲市場 大鉢537本　
高値2,300～1,200
中値1,300～900
下値950～850

神奈川県三浦市三崎市場　大鉢318本
高値2.409～1,800
中値1,226～1,112
下値900～100

静岡市場
（三共水産）81本
大インド2本3,000
小インド32本2,200～920
大鉢42本2,000～900
中鉢5本1,000～850

（静岡魚市）合計27本
大インド2本
大鉢15本
中鉢10本