9月12日まで休業します

写真は、弊社事務所の建物一階に大家さんが設置された表面温度計です。
営業冷蔵庫ですので、毎日多くの運転手さんが見えます。
配送で様々な場所を回られる運転手さんは、都度検温を求められて大変ですね。かえって熱が出そうです。

静岡県にも緊急事態宣言が出た矢先、
納品先の飲食店さんから休業のお知らせがメールで届きました。
「9月12日まで休業することにしました」
先日お盆明けに商品をお届けしたばかりなのに。
なんとも寂しい限りです。
営業再開後のご商売の復活を願い、とりあえず今は少しゆっくりして頂きたいものです。

静岡県のホームページを見ますと、新型コロナウイルスの陽性者数の一覧表が有ります。
8/19新着情報  陽性者が602名確認 
とありますが、当一覧表の一番上の目立つ数字 
陽性者数 15,686人
はなんと(累計)の数字なのです。
累計の数字は、足していくだけですから絶対に減りません。
現在の静岡県全域に15,686人陽性者がいるわけではないのです。
でも良く考えないと「そんないっぱいいるんだ!」という印象だけが強く残ります。
同じように、NHKや民放のニュース・ワイドショーなども
皆が驚く大き目の数値を探して放送しているように思われます。

令和2年度の国勢調査の数値より試算しますと
静岡県の人口 3,635,220人
累計陽性者数   15,686人(0.43%)
※1,000人に4人の割合
累計死亡者数 160人(0.004%)
※10万人に4人の割合
累計陽性者に占める死亡者の割合
160人÷15,686人×100=1.02%

入院者数  343人(軽・中等症322人、重症21人)
宿泊療養  283人
自宅療養 1,769人
入院等調整中 1,386人
退院 11,745人
累計陽性者 15,686人

県の公式なホームページの数字を抜粋しましたので、私は何も操作していません。

上記の数値を見て、本当に緊急事態宣言が必要なのかますます分からなくなりました。

そんなに恐れる必要はないのではないでしょうか?
現在主流のデルタ型は感染力が非常に強いそうなので、一度感染が流行してしまった以上、完全に感染を止めるのは無理な段階に来ているのではと素人考えでもそう思います。
インフルエンザの流行の時に、緊急事態宣言を出す事を想像すればその違和感が良くお分かりいただけるかと思います。

それよりも感染〜発症〜重症化のスピードが早い点のほうが気がかりです。
「新型コロナにかからない」ではなく
「新型コロナの重症化を出来るだけ食い止める」
という治療に専念出来る環境づくりにこそ特化していくべきだと強く思います。
(静岡県では掛川のビジネスホテル、東横イン掛川駅新幹線南口さんがホテル療養に充てられています。県が99室を賃借して近くの中東医療総合センターから看護師さんが派遣され入所者のお世話をしているそうです。)

県民の行動を縛り、代わりに補助金を配るのではなくおのおのが自分の仕事に精を出してもらう。
予防対策もしっかりやってもらうけど、もし新型コロナにかかってしまったら早いうちから重症化を防ぐ治療を手厚く行う。
新型コロナを発症された方は患者であって、悪人、ましてや罪人などでは決してないのですから。
どなたでも、もちろん私も患者になる可能性があるウイルス感染症なのです。
こんな時だからこそ、健康に気をつける。
自己免疫力を高めてウイルスに感染しても重症化しない体を保つ。
お茶を飲んで、ウイルスを死滅させる。
静岡県民はお茶という強い武器が有ります!

ご商売をやられている方にしてみれば、
「せいせい仕事をやらせて欲しい!」
と言いたいところではないでしょうか?
飲食店さんは、来店して下さったお客様にとびっきりの料理や飲み物を提供して、その対価を頂く。
売上=客数×客単価ですから、普通飲食店さんはどうやったら客数を増やせるか考え、必死です。
今回の緊急事態宣言は、その努力を根底から否定するに等しい。
失礼を承知で言わせていただきますと、商売を全く知らない方々が決めたものだと思います。
休めば休んだ分、商売へのダメージはより大きくなるのですよ。
家庭内感染が主な感染経路だとしたら、いくら違う蛇口を閉めても、好転はしないはずです。
逆風が吹き荒れる食品流通業界に勤める端くれでしかありませんが、これからも日々自分の仕事に精を出すしか無い。
美味しいマグロを仕入れて、提供するのみです。
皆様もぜひ、健康第一で!