幸運の連続

写真は病院の手術室の入り口です。
昨日家族が急遽手術を受けることとなり、立ち会いに行きました。
おかげさまで、手術は無事成功。
10日間の入院で経過を見ることになりました。

簡単に書けばこうなりますが、それまでの経緯は正に怒涛の如く、「受診後そのまま入院、翌日手術」というものでした。
みなさんご病気やお怪我で入院や手術をされたり、お身内の方の付き添いなど、様々なご経験があろうかと思います。
あまりに急のことで、私は正直頭がクラクラする思いでした。

しかし、そこにはいくつかの幸運の連続が有りました。
1.自宅のすぐ近くの個人病院を受診。精密検査ののち「大きな病院で診てもらったほうが良い」と直ぐに紹介状を頂く。
2.その足で紹介頂いた大病院へ。同じく様々な精密検査ののち最初の診断と全く同じ結果に。そのまま入院して、翌日手術が即決定。
3.紹介して頂いた大病院は、地域でナンバーワンの評判です。
外科等手術の評判もすこぶる良く、おまけに増設した最新鋭の手術棟で手術することに。
写真の入り口がそうです。まさにドクターXの世界。
4.手術は当初の説明では3時間半〜4時間位でしたが、3時間位であっさり終了。
先生のお話を伺う限り、全て上手く行ったように思われます。
5.その大病院に行くのは始めてでしたが、噂の通り素晴らしいところでした。
建物自体は新館を除くと迷路のようでちと古いのですが、とにかくどのスタッフの方々一人一人がとても良いオーラをお持ちなのです。
医療従事者の数も半端ないのですが、インターンのような若い男女も多く、みな明るく笑顔なのです。
私自身も何度か手術で入院を経験しましたが、こんな体験は始めてです。

6.最後にうんとちっちゃな幸運を一つ。
当日午後から雨の予報だったので、傘を持参。
今はコロナの影響で基本的に面会中止。
手術立ち会いの為、受付で申請をして入館します。
その後病室で待っていると、スマホに「雨雲が近づいています」の表示が。

「あれ?、傘がない!」とようやく気づき一階へ。
立ち寄った入院手続き受付で忘れ物の傘がないか伺うと「守衛室で確認してください」とのこと。

守衛室に伺うと「見当たりません」。
もしや最初のところか?と一階の総合受付に向かうと私の傘がちゃんと目立つところにかけてくれていました。
急いで受付の方にお礼を言い、病室に戻りました。
無事手元にもどってくれた傘。
コロナ禍といえども、平日の大病院の診療時間中は大混雑。
正直言って三密どころじゃ有りません。
そんな中、あっさりと傘が手元にもどってきてくれた時、今日の手術の成功は、確信していました。