変化の兆し

政府はワクチン接種済であることを条件に、新型コロナウイルス対策の行動制限を段階的に緩和する基本方針をまとめたとのことです。

いよいよ変化の兆しが少し見えて来ました。

緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が解除されていなくても、この秋にも旅行や出張で県境を越える移動を認める。
飲食店での酒類提供の解禁も検討する。

10月~11月の早い時期に、希望するすべての人がワクチンの二回目を接種を終える目標を掲げる。

ワクチンパスポートまでは行かないものの、欧米のようにワクチン接種済みを条件にした行動緩和にいよいよ動き出すとのことです。

この報道と、緊急事態宣言の解除先送りは一見矛盾しているかのように思えます。
しかし、最もハイリスクな高齢者にはほぼワクチンを打ち終えました。
現在は、私達50代から下に接種対象が下がっています。
正直に言って、今お金に余裕のあるのは我々現役世代より年上の世代のはずです。
その方々達が、ワクチン接種後にしっかりと消費してもらう。
経済回復はそこにしかないのかもしれません。

マグロは、やはり「ハレの日」の食べ物です。
長引くコロナ禍の中では、なかなか消費は伸びません。
ねぎとろも中落ち(切り落とし)も美味しいですが、マグロ屋の端くれとしては、美味しいお刺身やお寿司で良いマグロを沢山召し上がって頂きたいと、切に願う次第です。

近づく景気回復に備え、弊社は毎日コツコツと良いマグロを仕入れています。