緊急事態宣言が継続中の静岡県内。
来週以降の、秋分の日を挟んだ連休にかけてもどうやら解除は難しい様子です。
街中で長年居酒屋を経営している親戚夫婦と昨日久しぶりに会ったのですが、「このままどうなっちゃうんだろう?」とやはり心配が隠せない様子でした。
先代から引き継ぎ、もう数十年も営業しているのですが
こんなに長い間休業したのは、もちろん初めてです。
幸い自社物件なので、家賃等は発生しないのですがそれでも建物の維持費等の経費負担は増すばかりです。
お二人曰く、「土日の昼間は街中の人出が凄い。どこが緊急事態なんだ?」と怒り心頭の様子でした。
私も日中市内を運転していると、大型商業施設の駐車場や家電量販店の駐車場は軒並み満車です。
当然人出も多いわけで、そういう場所は営業OKで飲食店だけが休業要請というのはどう考えても納得出来ません。
確かに、大人数による長時間の宴会でクラスターが発生した例が過去に何度かあります。
しかし、それに対する対策は大小ほとんどの飲食店は行っています。
何の証拠もなしに飲食店だけ営業させないのは明らかに間違った政策だと思います。
そのほとんどが中小の個人事業主で、大きな業界団体を持たない飲食店業界を狙い撃ちにしているとしか思えません。
私は今週いよいよワクチン接種の二回目です。
接種後の副反応が少し心配では有りますが、ようやくこれで一安心な気はしています。
ワクチン接種を希望する国民のほとんどが11月頃までには、二回の接種が終了するそうです。
そしたらみなさん、お願いですから
ご近所の馴染みのお店に顔を出してあげてください。
テイクアウトではなく、店内で美味しく召し上がってください。
大人数の宴会は厳しくとも、少人数やご家族での楽しい会食をしませんか?
「金は天下の回りもの」と言いますが、消費をして経済を回して行かないと自主廃業だらけの社会になってしまいます。
東京の飲食店の数は、人口に対する割合では世界でもトップクラスだそうです。
江戸時代から続く、食の文化だと思います。
東京を始め、日本中の飲食店が休業に追い込まれています。
今やるべき事は、ただお店に補助金を出すのではなく各々が汗を流しながらお店を営業してもらう事。
そして皆で飲食店に行き、たらふく美味しいものを食べて経済を回していくことだと強く思います。
美味しい食材、沢山余ってますよ!
生産者も流通業者も、そして私達問屋もみんな売れなくて困っています。