相場の天井

恥ずかしながら、ここのところまたマグロが思うように買えていません。
セリの価格があまりにも高くて、どうしても二の足を踏んでしまうのです。

ざっと現在の静岡市場の相場を申しますと、
(天然南鮪)
大(40kg以上)1,800〜2,500
小(15kg〜25kg)1,050〜2,000
(メバチマグロ)
大バチ(40kg以上)
縮み上脂  1,800〜2,000超えも有り
縮み薄脂  1,300〜1,500
縮み赤身  1,100〜1,200
半縮み赤身 1,000〜1,050
並赤身(スソ物)950

という感じの相場が、お盆明け辺りからずっと継続しています。
東京豊洲市場の相場表を見ますと、スソ物の表記が1,000となっている
荷受け会社が数社あります。
まあ相場表は有る程度いいかげんな部分もありますので、
本当の所はどのような価格で流通しているか
なかなか外部からは分かりません。

とにかくはっきり言えるのは、「少々高すぎる」という事です。
あと2ヶ月ちょっとで今年も終わり。
このままの相場で行くのか。
更に値上がりするのか。
逆に下がる要素はあるのか。

「もうこれで限界。売れ行き鈍くて値上げは出来ない」
「これから年末の需要期に向かう為、更に値上がりする」
さてどちらが正解なのか?
また他に答えはないのか?

日本船の入札の結果を見る限り、
上げはあっても下げはないかなというのが
年内の大方の見立てのようです。
(しかし、来年の事は分かりません)