写真は早朝の駿府城公園から見た夜明けの空です。
にわかランナーでお恥ずかしい限りですが、
年明けから少しずつランニング再開です。
12月は私の勤めるマグロ卸売業の一番の書き入れ時です。
ランニングで汗をかき、風邪をひいては元も子もないので
外での運動は自粛していました。
また11月にはヨガの逆立ちのポーズで首を痛めてしまい
頚椎の椎間板ヘルニアを発症、正直走るどころでは有りませんでした。
おかげさまで首からくる左腕の痛みも無事に治まりましたし、
仕事もようやくひと段落。さあ走るか!という感じです。
正直言って今の時期は外は寒いですし、一度走る事を止めると
時が経つほどまた走り出すのはなかなか難しい。
もちろん全く早くもない、いちおっさんランナーですが…。
そんなおっさんランナーのケツを叩いてくれるのが、
お正月恒例の駅伝中継なのです。
元旦:ニューイヤー駅伝(実業団対抗)
2日:箱根駅伝(往路)
3日:箱根駅伝(復路)
私のお正月三が日は、大抵駅伝三昧で終わってしまいます。
今年の箱根駅伝は、青山学院大学の往路復路の完全優勝でした。
大会記録も更新し、復路の後半は独走状態で圧倒的な強さを見せつけました。
スポーツ雑誌NumberのWeb版の記事によりますと、
「3区を走る一年生の太田君は出雲、全日本での出走がない。
いきなり重要区間はないだろう」という他校監督の見立てだったそうです。
ところが太田君は強かった。
東京国際大の三年生エース丹所君に一度は抜かれるも
逆にそこで食らいつき離れず、最後の3キロでスパート。
何と他校のエースを抜き返してしまったのです!
青学が凄いのは、こういう一年生が居る事。
そして全ランナーのレベルの高さとあの「明るさ」だと思います。
最後の9区10区でも、独走状態にもかかわらずもくもくと走り抜き、
2位以下に更に差を付け、自分達の持つ総合記録を更新しました。
原監督の選手起用がばっちり決まり、
各選手が一番いい状態で自分の強みを生かして走っていたように思います。
ああいうのを見せつけられると「また走りたいな」とつい思ってしまいます。
箱根や芦ノ湖に一度でも行かれた事のある方なら、あの急な坂を登ったり
下ったりする事が如何にとんでもない事かお分かり頂けると思います。
自動車だって大変な坂なんですから。
そういえば数年前、雪の降る冬の日に三崎の魚市場に行ったことがあります。
帰り道の東名高速が事故渋滞だったので、何を間違えたのか
小田原から箱根超えをしようと試みた事があります。
もちろんノーマルタイヤでした。
山道の途中で雪が降り始め、目の前が真っ白になりました。
上の方に登っていくと路面にもかなりの積雪が有ります。
雪道に慣れていない自分ではこれ以上無理だと判断。
結局引き返して、国道246号に迂回したという苦い思い出が有ります。
「箱根をなめちゃいかん」
よそ者はその事を痛感させられました。
そんな箱根路を走った全てのランナーに敬意と感謝を!
沿道で応援された方も、昨年と比べるととても増えましたね。
世の中が少しずつですが、平常に戻り始めています。
さあ、今日から仕事です。
また今年も一から頑張ろう!