年明けて初セリも終わり、各市場のセリも
やや落ち着いてきました。
一月は例年あまり動きのない月なので、
とりあえず以前の相場のままです。
大バチ(バチ40kg以上)の上脂物は少なく、引き合いが強いです。
入荷しているロットも、年末同様良いものが多い為
値段もそこそこ出ています。
今のところ、清水港への冷凍運搬船の搬入も少なく
各市場への上場本数もあまり増えないでしょう。
一月中はまだ相場の動きは少ないと思われます。
二月以降にどうなるか?
高止まりしている今の浜相場(水揚げ時の買い上げ価格)を下げたい場合、
荷主は売れなくても数量を出してセリの相場を下げに動きます。
逆に浜相場もセリの相場を維持したい時は、
セリ場の上場本数を絞って来ます。
いずれにせよ、搬入が増えて来れば
セリ場に出さざるを得ないはずですが…。
以下、1月11日(火)の各市場の相場状況です。
(東京)豊洲市場:大卸5社 大バチ計:413本
中央魚類(丸中)45本
高値1,500 中値1,200 安値950
東都水産(東水)149本
高値1,300 中値1,120 安値970
大都魚類 (大都)105本
高値1,300 中値1,020 安値970
築地魚市場 (東市)84本
高値1,500 中値950 安値900
第一水産 (第一)30本
高値1,600 中値1,220 安値1,000
(神奈川)三崎魚市場:大卸2社 大バチ計:258本
三崎魚類 193本
高値1,960中値1,159安値800
三崎ツナ 20本
高値1,780中値1,275安値963
(静岡)静岡中央卸売市場:大卸2社 大バチ計:58本
三共水産 40本
高値 1,700 安値950
静岡魚市 18本
高値 1,700 安値1,000