写真は事務所でお昼に解凍してお刺身に切った
「西経南」漁場のメバチマグロの赤身です。
ちなみに色補正等は全く行っていません。
自然光の元での撮影です。
iphone13のカメラの性能は凄いなあと思うと同時に
「西経南」漁場の色目の素晴らしさをあらためて実感します。
(紙のお皿を使用したのは失敗でした)
これは前日に解凍して、丸一日冷蔵庫で寝かしたものを
翌日お刺身に切りました。
実は全部ウチの社長がやってくれたのですが、
昨日解凍したてのものを見た時は正直言って
「色がちゃんと出るのかな?」と少々不安でした。
凍った状態でも結構色が濃く、解凍したてのものは
「紫がかった」ような感じの色目でした。
それが翌日になると、このように本当に綺麗に赤く発色するんです。
マグロに含まれる赤い色の正体はミオグロビンという色素タンパク質です。
それが多く含まれる「西経南」漁場のマグロの赤身は、
解凍されて空気に触れるとこのように綺麗に発色します。
もちろんその後は美味しくお刺身を頂きました。
お味のほうは、しつかりと味のある赤身でとても美味でした。
一晩寝かせることで、旨味成分がしっかりと出てくるのです。
逆にトロの部分は脂分が酸化してしまう為、変色が進みますし食味も落ちます。
解凍後は早めにお召し上がり下さい。
鮮度の良いマグロの赤身は、このように解凍後一晩寝かせる事で
旨味が増して色目も良くなります。
「西経南」漁場のメバチマグロは、色も味も特に素晴らしいです。
沢山食べても飽きのこない、そんな味です。
「マグロ屋も惚れるマグロ」
そんなマグロなんです。