冷凍マグロの底力

写真は新商品の「とろ三昧」マグロお試しセットの
メバチマグロのとろと赤身です。
(商品内容は、下記の通りです)
天然本鮪とろ、天然南鮪とろ、メバチとろ各1サク
とろだけでは少々くどいので、
メバチマグロの上赤身を2サクプラスしています。
小さめのサクが計5サク、合わせて500g以上。
1〜2回で食べ切れる量にしました。
これで税込3,240円!
弊社のネットショップにて販売中です!

このメバチマグロのお刺身は加工した日に解凍して、
冷蔵庫で一晩寝かせました。
特別な方法ではありません。
弊社がご家庭向け商品に同封している
「冷凍マグロの解凍方法」の通りに行いました。
(逆を言えば、いつも行っている方法を写真付きで
説明書にまとめたという方が正しいと思います。)

冷凍マグロはちゃんと解凍してあげることで
生マグロにも負けない味が楽しめます。
そのコツとは
「しっかり芯まで解凍してから、一晩寝かす」
これが一番大切です。
冷凍マグロは漁船の上ですぐに急速冷凍されます。
その温度はなんと−50℃以下!
こうすることでマグロに多く含まれる色素タンパク質
「ミオグロビン」が酸化して変色する事を防ぐのです。
一番変色しやすいのが0℃〜−10℃の間です。
この温度帯をいかに素早く通り抜けるかが
綺麗に発色するかどうかの分かれ目なのです。
ぬるま湯で芯まで完全に解凍してから、冷蔵保管する。
たったこれだけなんです。

多少色が良くなくても、よほどのことがない限り
(ぬめりや臭いが有る等)生食は十分可能です。
でもやっぱりマグロは「目で食べる」というように
綺麗な赤い色ととろのコントラストがとても重要です。
船上で急速冷凍したものを、凍ったまま輸送し
自宅で上手に解凍すればいつでも最高の状態で
マグロのお刺身をいただくことが出来ます。

これぞ「冷凍マグロの底力」です。
微力ながらこれからも冷凍マグロの魅力を
このブログで広めていきたい、そう思っています。