割りのいい仕事

「ギグワーカー」という言葉、
みなさんご存知でしょうか?
私は今回調べてみて初めて知りました。
「ギグ」とは音楽用語で、ライブハウス等での
短い時間でのセッション、演奏の事を指します。
そのことから「短期間、又は単発での請負で働く人」
の事を表す表現との事です。
代表的なのがUbarEatsの配達員さんです。
ネット経由で企業や個人から単発的に仕事を請け負う、
このような働き方が増えているそうです。
場所や時間、職場に縛られずに暮らす働き方として、
副業として行う人も増えているとの事。

例えばUbar Eatsの場合は、お客さんから注文が
入ると、サービスエリア内の配達員のスマホの
専用アプリに連絡が入ります。
配達リクエストを受け取り、お店からお宅まで
配達。報酬は都度支払われます。

ギグワーカーはその仕事ぶりやお客様からの評価で、
各個人に点数が付くようなシステムが多いようです。
アマゾンの配達員はあまりに評価が低いと、
急に先方からアカウントが削除されてしまう事まで
あるそうです。

このように、自分に都合の良い働き方を
自分自身で選択することが出来るというのは
企業や上司等に縛られることが無いという意味で
ある意味ではとても自由で良い働き方のように思えます。
同じ配達員という仕事でも、いわゆる
「ブラック企業」と呼ばれる会社で
サービス残業ばかり強いられるよりはマシだよと
言われる経験者の話が、ネットの記事に上がっていました。

普通にお勤めしていれば、
どんな職場でも自分に都合の良い
「割のいい仕事」ばかり選んで仕事するのは
ほぼ不可能でしょう。
どんな仕事でも、好むと好まざるとも
やらざるを得ません。
「仕事」だからです。
そんな仕事が後になって、自分の役に立つ事も
全くないわけではありません。

例えば私は20代の終わりに、
冷凍マグロの問屋に転職しました。
最初は水揚げの現場に配属され、
マグロを引っ張る仕事を一からやりました。
最初は全くマグロの違いが分からず、
とても恥ずかしい思いをしました。
50歳を超えた今、またあの現場で
同じ作業をやれと言われたらやはり
体力的に厳しいと思います。
けれど当時経験した様々な事が、
目に見えないところでとても役に立っています。

そうなんです。
どんな仕事にも意味はあります。
割の良い仕事って、本当でしょうか?
自分の将来の為に役に立つ事って、
実は沢山あるはず。
目先の利益ばかりに囚われ過ぎていると、
様々な仕事上の経験や失敗をせずに
勿体無い気がします。
少々遠回りしたって良いではありませんか。
あまり自分で選り好みしない方が
後で生きてくる事も多いのでは
と思います。

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