コロナ禍後の帰省

この週末は、急遽帰省してきました。
きっかけは、姉からの電話でした。
「母の日のお花、ありがとう。
お母さんの声、聞かしちゃるわー。」
電話口に出た母の声は頼りなく、
少しろれつが回っていないように感じました。

コロナも落ち着いたし、
ゴールデンウィークの連休も終わり
仕事もひと段落ついたところ。
社長にお願いして、
土曜日を休ませていただきました。
そうすれば、金曜日の夜に帰省して、
日曜日の夜に戻る事が出来るので。

私の故郷は、九州の大分県大分市です。
関サバで有名な、佐賀関の手前にあります。
静岡〜大分間の帰省は、
まるでねじれの位置のような関係なので、
毎回帰省ルートの選択に悩みます。

東京〜大分なら断然飛行機が速くて楽です。
静岡〜大分は直通の飛行機は有りません。
よって以下の二つルートが候補になります。

ルート①JR静岡駅から新幹線で福岡県の小倉へ。
小倉で特急に乗り換えて大分へ。
おおよそ7時間弱掛かります。
ルート②静岡空港から飛行機で福岡空港へ。
地下鉄で博多駅へ移動。
博多から小倉経由の特急、乗り換えなしで大分へ。
静岡空港迄の移動時間を含めると、
結局6時間以上かかります。
長時間乗り物に乗り続けるのがキツイので、
ルート②を選択しました。

母は耳は遠いですが食欲も元気も有り、
安心しました。
ただ歩いての移動がだんだんと大変になって
来ました。そばに居てくれる兄と姉の
気遣いに頭が下がる思いでした。

今回の帰省で強く感じたのは、日本は
「コロナ禍後の世界にようやく進んだな」
という事です。
静岡発福岡行きの飛行機は、
週末を九州で楽しむ方々でほぼ満席でした。
帰省した大分でも、他県ナンバーの車の多いこと!
佐賀関の食堂から別府迄車で色々と移動しましたが、
どこでも見かけました。
帰りの飛行機も満席です。
福岡空港は福岡の市街地に有る為、
博多かた地下鉄で数駅という
とても交通の便の良い空港で有名です。
空港内はどこも、家路を急ぐ方々で
大混雑していました。
早めに空港に着いたので、屋外の展望デッキへ。
皆さんマスクを外して、飛行機の離発着を
興奮しながら見ていました。(もちろん私も!)

コロナ渦を乗り越えて、日本経済が復活するように。
まずは国内旅行から。
そんな現状を目の当たりにした
数年ぶりの帰省でした。

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