祝15年と100か日

写真は我が家の長男猫「みちざね」です。
2007年6月17日に近所の公園で保護しました。
推定生後1〜2ヶ月だったこねこが、
今ではこんな立派(?)な子に成長しました。
ちなみにこの子が寝ているのは、なんと我が家の食卓の上。
枕にしているのは、私の赤いメガネケースです!

猫は人間と比べると格段に速く成長するそうです。
生後一年〜一年半でもう立派なおとな=成猫です。
生後一年で18歳、二年で24歳。
その後は猫は人間の4倍のスピードで年をとります。
15年経ったみちざね君は、なんと76歳!
もうお爺さんなんですね。
でもまだまだ長生きしてほしい。
そう願っています。

6月19日は、3月に14歳で亡くなった
長女猫「とらちゃん」の100か日でもありました。
この3ヶ月あまりの間、毎日のお薬や点滴から解放されて
楽なような、気が抜けてしまったような
なんとも言えないそんな日々だったように思います。
保護した元野良猫でも、私たち夫婦にとっては大切な家族の一員です。
二年近くに及ぶ通院・闘病生活(腎不全でした)は
猫本人も私たち家族にとっても大変な事でした。
特に昨年は妻の闘病も重なり、
仕事と家庭の両立に悩まされた月日でもありました。
実はここ数日、とらちゃんの事をよく思いだしていました。
まだまだ悲しみは完全には癒えることは有りませんが、
こちらで悲しんでいては、とらちゃんがむこうで
成仏できませんから、楽しかった事だけ思い出して
悲しく辛い日々の事はもう忘れようと思います。

猫は腎不全になると、食が細くなり
また好みもコロコロ変わります。
その都度、いろんなところに行って
沢山の種類のフードを買い込んだものです。
もうあらかた寄付してしまいましたが、
とらちゃんの好きだったフードが
まだ少し残っていたので
他の4匹に食べてもらいました。
よい供養になったと思います。

とらちゃん、どうか安らかにお眠り下さい。
お父さんは、ずっととらちゃんが大好きだよ。
ウチに来てくれて、本当にありがとう。