市場は活況也

写真は6/21(火)の静岡市場のセリ場です。
通常なら翌日の水曜日が市場休みなので、
冷凍マグロのセリ場も少し閑散というか
静かになるものです。
ここのところ、天然南鮪の小型魚(小インドと呼びます)
(南鮪=インド鮪、呼び名の違いで同じマグロを指します)
の入荷が続いています。
それを目当てに仲買さんや魚屋さんが
わいのわいのと集まって来ています。
やはりセリ場は沢山の人が来て
賑やかなのが一番ですね!

ちなみに「小インド」の相場は、
現在非常に高騰しています。
(写真の前の方一列目の右側、小さいマグロです)
ガリ(縮み)@1,500~
脂(縮み)@2,200~
脂(ベタ)@2,000~
以前より4~500円位値上がりしている
ように思います。
それ位「天然南鮪」が市場に定着した事の
証なのかもしれません。
10〜20kg台の大きさの「小インド」の
可食部分は原体の約半分5〜10kg位になります。
個人経営の魚屋さんにもちょうど良い大きさです。
おまけに大トロ、中トロが取れるとなれば
人気が出るのも頷けます。
ケープやシドニー等の良い漁場のマグロなので、
小さくても深く脂が伸びているものもあるんです。

ただそんな南鮪にもマイナス点が二つあります。

①腹にこの魚種特有のけっこう深い太い骨が有ります。
腹中のちょうど良い場所にあるので、なおのこと勿体無い。
セリ場でよく挨拶してくださる魚屋さんに
この骨の処理の方法を伺うと、
「包丁でギザギザに切って外す」そうです。
皆さんやはりご苦労されているようですね。

②特有の濃い赤身の色が、黒く変色しやすい
南鮪は小型魚でもメバチやキハダと比べると
けっこう色が濃い目です。
時間が経つと濃い赤い色が黒ずんでしまうのです。
もちろん食べても何の問題も有りませんが、
やはり見た目がよろしくないでしょう。
早めに売り切るのが得策です。

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