大間の本鮪が入荷!

静岡市場にも大間の本鮪が入荷しました!
といっても70kg台一本だけですが・・・。
夏のマグロですので、脂はほとんどありません。
しかしながら日本海側にで漁獲される
「境港」の本鮪と明らかに違う点が有ります。

違いその①
大間の本鮪は「餌を求めて泳いで来ている」。
境港の本鮪は「産卵の為に来ている」ものを
漁獲しているのです。
産卵の時期は、マグロの動きが止まります。

違いその②
大間の本鮪は、延縄漁です。
延縄漁とは、幹縄から枝別れした縄に餌を付けて
マグロに釣り針を引っ掛けて漁獲する方法です。
日本近海の延縄漁の漁船は数人乗りの小型な物が多く、
その殆どが手作業で非常に手間と時間が掛かります。
その分マグロの魚体が傷つく事が少ないです。
境港の本鮪は、旋網漁です。
その名のごとく数隻の大型の巻網漁船が周りを取り囲み、
網で巻いて一網打尽にする漁法です。
手間とコストがあまり掛からない漁法です。
その分、マグロ同士がぶつかったり擦れたりして
当然品質は落ちてしまいます。

なぜ大間の本鮪がそれだけ珍重されるのか?
その理由はちゃんとあるんですね。

振り返って写真のマグロですが、
確かにマグロの表面に擦れた感じは有りません。
尾のスライスは、ピカピカのもちもち感が凄く有ります。
冬の時期の脂が乗ったものなら、
当然美味しいしキロ当たり数万円することでしょう。
でもこの夏のマグロも美味そうです。
今度出たら一本買ってみたいところですが…。
全て売り切るのが大変そうです。
だから、生マグロは難しいんですね。

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今回の大間の本鮪の動画もアップしています。
ほんの10秒ちょっとですが、感じが分かって頂ければ幸いです。
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