濃淡の有る相場

今回の写真の題名は、名付けて
「セミの縦列駐車」です。

会社の近くに美味しいお蕎麦屋さんが有ります。
開店前に店先の木陰で涼んでいると、
お庭に木にセミが並んで止まっているのを発見。
青空と雲と緑とセミという、
とても夏らしい一枚を撮影する事が出来ました。
ここのところ静岡市も非常に暑い日が続いています。
昨日は日曜日でしたが月末でしたので、
少し仕事をやって早めのお昼に美味しいお蕎麦を
頂きました。

さて月も変わり8月1日は月曜日。
冷凍マグロのセリ場も、これまで以上に
本数が並んで来て「さあいらっしゃい!」と
セリが始まりました。
ところが、値段が出るものと出ないものの差が
とてもはっきりと出たセリの結果となりました。

静岡市内は新盆(7月盆)の地域が多いですが、
旧盆(8月)のところも点在します。
東京やその他の地域からの帰省が多い
これからの時期。
良いマグロを求めて仲買さんや業者さんも
目を皿のようにされています。

こうなるとそれでなくとも数が少ない
「上脂物」のマグロの人気がうなぎのぼり。
それらにセリのやりが集中します。
例えれば10本に1〜2本の割合です。
逆にそれ以外の「赤身」のマグロには
みなさん全く見向きもしません。
そうなんです。仲買さん〜魚屋さんのラインでは
基本的にメバチマグロは脂が有ってナンボ。
わざわざこのお盆前に「ガリ」(赤身)のマグロを
買う魚屋さんはほぼいないのです。

基本的にセリ場のメバチマグロは
①脂物→仲買さんや魚屋さん
②赤身→私達のような場外問屋や加工筋
というふうに棲み分けて流通しています。
このお盆前の時期は特に①の需要が高まり、
②はおいてけぼりという感じになります。

特に今年は②の赤身スソ物がバカ高い為、
ウチなんかじゃもう買えないレベルの価格帯です。
通常ならお盆明けには、
少し相場も落ち着きを見せるものですが、
今年は果たしてどうなることやら。
今年のお盆前のセリ場は、例年以上に
非常に濃淡のある相場となっています。
それでも、良いマグロとの出会う確率は
必ず有ります。決して諦めまへん!

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