コロナ禍後の食生活

外食レストラン大手のすかいらーくの
苦境が報じられました。
今期(2022年度)上半期決算発表の中で
きわめて厳しい状況にあると
社長自ら語りました。
従来予想では
営業利益100億円、当期純損益40億円
としていましたが、修正後は
営業利益5億円、当期純損益-20億円
と大幅な下方修正されました。
この状況により、不採算店等
「100店の閉店」を決断したそうです。

コロナ禍とインフレの影響が
予想以上に大きいとの事ですが、
私が個人的に興味深いと思った点は
「このままディナーの客足が戻らない可能性」
「生活習慣が完全に変わった」
という社長の指摘です。
特に地方都市では、インフレ影響による
生活防衛意識の高まりからの来店客数減が
顕著になっているそうです。

自分達の身の回りを見ても、
よく頷ける指摘だと思います。
給料は上がらない。
税金は増えるばかり。
物価はインフレ傾向でどんどん上がる。
出来る事は、あまり必要のないものは買わない等
限られています。
「外食」もその範疇に明らかに入ります。
特に「夕食=ディナー需要」が一番落ち込みが
激しいのはその表れでしょう。

逆にテイクアウトは堅調。
昼だけでなく、夕食も増えているそうです。
ここぞという時には、奮発して美味しいものを
食べに行く事ももちろんあります。
しかしその反動として、日常は倹約に努める。
決して悪いことではありませんし、
自分自身の生活を鑑みても
まさにこの方向です。

でもその方向ですとなかなか売上の拡大には
繋がらないのが、現在の日本の外食産業の
大きな問題です。
配膳ロボットを入れたところで、
解決には程遠いのではないでしょうか。
お客様から「ハレの日の消費の場」として
選ばれるか否か。
すかいらーくさんの「夕食=ディナー需要」が
戻らないのは、残念ながら選ばれていないという
厳しい現実なのだと推測します。

朝に夕に、通勤途中にあるマクドナルドさんの
ドライブスルーが大混雑しているのを目にします。
現在の外食産業の勝者はどこなのか。
答えははっきりしています。
この秋にはモノの値段が更に値上がりすると
言われています。
いよいよ本格的なインフレです。
冷凍マグロも例外ではありません。
厳しい競争の時代に入っていく覚悟が
必要になります。

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