長かった8月

今日で8月も終わりです。
暑かった夏も、少しずつですが秋に向かって
進んでいるように感じられます。
8月は本当に忙しい一月でした。
お盆が明けても、お客様からの注文数が
落ちないというありがたい状態が続いています。
忙しい状態が続き、
とても長く感じた一月でした。
やっと終わり?そういう感じです。
それ位、充実していたという事ですね。

冷凍マグロ業界全体で言いますと、
入荷がなかなか増えません。
どの魚種サイズとも、相場の高騰が続いています。
メバチとキハダという主流の魚種のみならず、
一番安価だったビン長(トンボ)マグロさえ、
加工業者間で取り合いになっている状態です。
ビン長の製品相場も、この数ヶ月で
どんどん高騰しています。

連動して、冷凍マグロの水揚げ地である「焼津・清水」共に
①加工場で切る(加工する)マグロがない
②冷蔵庫がガラガラ
という何とも切実な状態になってきています。
お盆商戦という夏のピークを過ぎ、
一旦売上も落ち着くのが秋口です。
これが11月頃になると、次なる年末商戦にむけて
各社加工を前倒しして製品在庫を貯める(確保する)
というように変化していきます。
それまでの間、加工場の製造ラインを回していくのに
一番手っ取り早いのがビン長マグロの加工だったのです。
そのマグロが手に入らないという事で、
無い物相場となり、原魚価格が高騰しています。

そんな状態の中、一番不安定とも思われる
市場での仕入れは、実はここのところ安定しています。
もちろん相場は全般的に強めです。
脂・鮮度・色目の三拍子そろった、
良いマグロは引く手数多です。
けれど「薄脂」や「半縮み」等、
市場には数こそ少ないけれど
「これは!」というマグロが必ず並んでいます。
仲買さんが丸売りするにはちとキズがあるとか、
赤身を加工する場外問屋さんからすれば、
薄脂なんか評価されません。
そんなともすれば中途半端なマグロを、
その良い部分を生かす加工を施す事で、
立派なマグロ製品にすることが出来ます。
それこそが、弊社の強みだと思います。

いつもご愛顧下さるお客様へ。
今月もお世話になりました。
売上回復基調、本当に喜ばしいことです。
毎度ありがとうございます。

今月、新しくご注文下さったお客様へ。
この度は、数ある問屋・店舗・商品の中から
弊社の商品を選んで下さり
誠にありがとうございました。
またのご利用を心よりお待ちしております。

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