秋の日はつるべ落とし

10月に入り、夕方に暗くなるのが
とても早くなりました。
6月頃は7時過ぎてもまだ明るかったのが、
今はまだ5時前なのに真っ暗です。
「秋の日は釣瓶落とし」とはよく言ったもので、
どんどん日暮れが早くなるという事を
とても上手く表現しています。
釣瓶とは井戸水をくみあげる時に使用する道具です。
桶を縄の先に着け、滑車で下にグングンと降ろします。
その光景が秋の夕暮れの進み方の度合いとよく似ていると、
このような表現になったとのことです。

10月に入ると、マグロ業界の人間がすぐ考えるのが
「年末商戦への準備」です。
業界大手ですと、年末商戦向けの商談が進み
注文がたくさん入る事が予想されます。
加工場の1日の生産量には限界があります。
営業日数から逆算して、供給数量を把握。
早めに予定を組み、足りない分は残業をして
対応していくのが通例なのです。

仕入れの面でも、弊社のように市場からの仕入れを
行っている会社では、数量の確保に努め始めます。
つまり、引き合いは強くなるわけです。
今後年末まで、よほど供給量が増えない限り
セリ場の相場が下がる事はあまり考えられません。

ただ昨今、スーパーや量販店のバイヤーは
ギリギリまで年末向けの必要数量を
出してこないところも多いそうです。
もっと安い仕入れ先がないか、
天秤にかけているのかもしれません。
また本当に分からないのかもしれません。
特に今年はコロナ禍も落ち着き、
三年ぶりに通常の年末モードで
お正月を迎えられそうな情勢です。
(戦争や大きな災害がない事を祈るばかりですが…。)

早めに手配しておかないと
残り物は無いかもしれませんよ!
どうぞお早めにご準備下さいね。
今日は市場休み。加工の日です。
では行って来ます!

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