これからの行方

現在は11月の前半。
秋の行楽シーズン真っ盛りです。
先週末には、静岡市では毎年恒例の
「大道芸ワールドカップ」が開催されました。
私はちょっとお疲れ気味で、
その日辺りは街中には行きませんでした。
沢山の来場者がいらした事でしょう。
ホームページを確認したところ、
土曜日が32万人、日曜日が37万人という数字が。
確かに土曜日辺りは、ウチの近所でも
他県ナンバーの車をよく見かけました。
前夜祭やパレードは無かったようですが、
賑わいが戻ったようでなによりです。

身内の経営する居酒屋も、
かなり賑やかだったそうです。
街中が活性化する事は本当に喜ばしい事ですし、
ネットだけでは無く地元の実店舗で
購入してくれれば、それが一番うまく
お金が回る方向だと思います。

新聞やテレビは円安で大変だと
さかんに煽っています。
ただ、大手企業の4〜6月の経常収益は過去最高
と言われています。
確かに弊社のような「輸入品」を取り扱う業種は、
円安により仕入れ面で大きくマイナスです。
本来日本が得意だった加工技術により、
輸出が伸びれば外貨獲得で来ますので
円安は輸出業者は潤います。
その輸出が思う様に伸びていないと、
また盛んにメディアは指摘しますが、
これまでのいわゆる失われた30年間で
多くの製造業はすっかり海外生産に
なってしまっているのです。
円安に一気に振れたのは、
たかだかこの半年強のこと。
すぐに数字が良くなるはずがありません。

海外旅行にはちょっと行きづらくなりましたが、
旅行は国内にも沢山良いところがあります。
旅行も消費も国内でお金を回し、
国内で良い物を生産して輸出して外貨を稼ぐ。
日本の黄金パターンにようやく戻れる。
そういう時代にやっと戻って来た、
この円安をこういうプラスの味方が
何故出来ないのか?
日本をダメにしたい勢力は、
国内にこそ沢山居るようですね。

ウクライナでの戦争を見るにつけ、
わが日本は平和ボケの状態で本当に良いのか。
この平和だって、いつ急に変化するかは
誰にも分かりません。
現状の日本は、周りにある危機を
見て見ぬふりをしているように思えてなりません。
自分達の子供や孫の世代に、
この素晴らしい日本という国を
しつかりと引き継いでききたい。
その為に何をするべきなのか。
円安は、その大きなチャンスの一つだと思います。
日本の製造業の復活、これしかありません。
経済力こそ、国力なのですから。

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