加工に追われる年末

12月21日は、今年最後の市場休みの水曜日でした。
朝から午後まで、メバチの上脂物を
カワラ・サク加工しました。

例年、弊社では12月はあまり加工はしていませんでした。
やっても前半に1〜2回位、在庫調整的な加工だけです。
しかし今年は9月からずっと毎週水曜日は
必ず原魚加工を行なっていました。
それだけでは足りず、11月はほぼ週2回
加工をやっていたのです。
それ位平常月から売れ行きが良くて、
在庫が足りなくなった事が何度もありました。
本当にありがたい事です。

昨日も少ない人員ではありますが、
委託加工場の皆さんと協力しながら
製品作りに没頭しました。
実際のところ、マグロ(特にメバチ)には
「シミ・血栓・キズ」がつきものです。
正直言って、船上での処理が下手くそだと
魚肉全体に血が回って全く使えない
そんなマグロすらあります。
また日本船であっても油断は禁物です。
どんなに作りが良くても、
「暴れキズ」とも呼ばれるものは有ります。

加工を繰り返しながら、
こういうマグロを山ほど見てきました。
その結論は、出来るだけ小さな形態の製品にまで
落とし込んで悪い部分を一つずつ除去するしかない。
という至極当たり前の結論です。
弊社では「サク」という一番小さな単位にまで
マグロを切り分ける加工が多い為、
それが可能になります。
(シミ落ちは、ネギトロ業者さん向けに原料になります。
これも、今では貴重なものです。)

そんな中、まだまだアイデアが湧いてきます。
昨日も新商品を少量ですが作成しました。
乞うご期待!

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