The Godfather Part III & 最終章コーダ

お正月と言えば何となく映画。
子供の頃、年末年始のテレビ番組表をみて
「おっ、あの映画をやるよ!」と楽しみに
深夜まで起きていたものです。
今のような、配信なんて考えられない時代でした。

お正月になると、時間があるので
いつもよりも長い映画も見たくなるものです。
忙しい仕事の合間を縫って、
昨年末にアマゾンプライムで
「ゴッドファーザー 最終章コーダ」
なるものを見てしまいました。
これは解りにくいとの評価が多いパートIIIを、
コッポラ監督自ら再編集したバージョンです。
この年末年始はすっかり
「ゴッドファーザーモード」に突入中です。
続けてパートI、IIをもう一度観てしまいました。

写真はパートIIIが上映された1991年当時、
映画館で購入したパンフレットです。
当時とても感動して買ったのでしょう。
良く読んだ記憶があります。
何度も本やレコード・CD等を断捨離しましたが、
捨てられずにずっと手元に残していました。
今読み返してみても、とても良い内容です。
このシリーズの魅力を的確に解説しています。

映画の内容自体は、とても有名ですから
私などがお話しするまでもないでしょう。
上映当時から、パートIIIは評判が悪かったはずです。
「分かりにくい」とか「前作より劣る」とか。
一番多かったのが娘役のソフィア・コッポラが
良くないというもの。
当時、私もそんな風に感じました。
監督の実の娘で、当時はまだ駆け出しの女優。
その後、なんと父と同じく映画監督として
才能を発揮するのですが。
でも今回見返して一番良かったのが、
実は彼女の存在でした。
「純真」で「無垢」という、
マフィア・ギャング映画とは一番遠い価値観を、
若い彼女の存在が体現していました。
とても愛おしく、若くそして美しい。
彼女を失ったマイケルはもう廃人同然です。
(逆に当時人気だったアンディ・ガルシアは、
シリーズを背負って立つ男と思われましたが、
その後はあまりぱっとせす。このシリーズの
次作は作られませんでした。)

その当時、もう一つ話題になった映画が有りました。
同じイタリア系のマーチン・スコセッシ監督の
「グッド・フェローズ」です。
イタリア系マフィアのチンピラ達を描いたもので、
当時はこちらの方が評価が高かったように思います。
当時私も映画館で観て、興奮したものです。
特にジョー・ペシのイかれた演技が見ものです!
最後の「いとしのレイラ」をBGMに
進んでいくハイライトのシーンが話題になりました。
デレク&ザ・ドミノズ(エリック•クラプトンのバンド)
の超有名曲の「最後の部分だけ」を使う、
斬新な編集でした。
それ以外にも私好みの黒人音楽が多数流れ、
とてもカッコ良かった。
それと比べると、ゴッドファーザーは
オペラのシーンがクライマックス。
その他の設定も古臭い感がしたものです。

でもオッサンになった今観ると、
圧倒的にゴッドファーザーの方が胸に来ます。
最後は涙が出て止まりません。
確かにこの再編集版「コーダ」は、
解りやすくなっているのだと思います。
でもまたオリジナル版も見たくなりました。
メルカリで中古DVDでも買うか?
(オリジナル版は現在、配信では観れないのです…)
そんなこんなで、ゴッドファーザーモードが続く
年末年始なのでした。

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