相場の二極化が進む

年明けの冷凍マグロの相場は、
弱含みでスタートしました。
スソ物の赤身は、年末と比べて明らかに
値段が下がりました。
逆に脂物は引き合いが強くなって来ました。
赤身と脂物の相場の二極化が進んでいるのが、
一月後半の市況となります。

上場本数が明らかに減っているのは確かです。
また清水港での冷凍マグロの水揚げも
年明けからは数量自体が少なくスローペースです。
一月〜二月は気温も低く需要も伸びない月なので、
セリ場にあまり大量に上場しても相場が潰れるだけ。
有る程度本数を絞って上場しているのが、
本当のところだと思います。

毎朝セリ場に冷凍マグロを買いに来られる
魚屋さんや問屋さんも、
一月半ばを過ぎてからは仕入れも
皆さん本格的になりました。
コロナも落ち着きを見せ、
業務用の需要は底堅いと見えます。

非常に喜ばしいことと存じます。
安く買えないのは厳しいですが、
自分達の扱う商品が
「人気がある事の証明」
だとも言えるからです。

こちらも私の勝手な想像ですが、
値上がりが極端な「蓄養本鮪」に比べて
比較的まだ割安な「天然の脂」に
人気が集まっているのではないでしょうか?
特にメバチマグロの脂物は、相対取引では
なかなか数と品質がまとまりません。
いきおい各地の「セリ場での仕入れ」
この方法しかないのだと思います。

うーん、ライバルが多いな〜。
でも競争が無いところには、
良い商品は生まれないはずです。
「トヨタ」さんをはじめとする自動車産業や、
「パナソニック」さんをはじめとする家電業界など。
弊社とは全く規模とレベルが異なりますが、
各社競合と熾烈な争いをされているはず。
上には上がいるのです。
さらに勉強と努力が必要ですぞ!俺!

冷凍マグロの通販なら、
「冷凍マグロのセレクトショップ 海生水産」で
ぜひお買い求め下さい!
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp

公式インスタグラムはこちらです!
https://www.instagram.com/kaiseisuisan2022/