恵方巻き

二月三日は節分。
写真は当日の新聞の折り込みチラシです。
全国チェーンのスーパーから、
静岡市内に数店舗のお店まで。
ありとあらゆるお店が「恵方巻き」を
チラシに載せています。
ちょうど金曜日で、週末向けのチラシが
配布されるのと重なったのだと思います。
ここまでどこも同じ提案だと、
へそ曲がりの私などは
「今晩はハンバーグでも食べようかな?」
なんて思ったりもします。

ネットのニュースによると、
今年は恵方巻きにも「値上げの波」が
押し寄せているそうです。
今年販売される恵方巻きの平均単価は
昨年から8.8%増の約900円に。
本来なら一人が一本を、
まるごと無言で今年の恵方を向いて食べる。
そんな話だったと思いますが、
一人約一千円だとすると、
大家族だとかなりの出費ですね。
どうりで今年のチラシ提案としては、
「手巻き寿司」用の寿司種セットが目立ちます。
細かいことですがスーパーの部門別で見ると、
恵方巻きは「惣菜部門」の商品です。
「寿司種セット」は、鮮魚部門の商品になります。
部門別の熱き戦いが行われている訳です。

ご家庭でご飯を炊いて酢飯にして、
手巻き寿司ならご家族でバランスよく
食べることが出来そうですものね。
卵や海苔の価格高騰の影響で、
節分の風物詩となった恵方巻きも
丸かじり一本だとお高くなってしまいました。

とにかく何でも値上げです。
特に電気代や灯油等燃料費の値上げは、
家計に非常に影響が出ています。
みんなの給料が上がらないことには、
とても値上がり分を賄うことが出来ない。
この春の賃上げがどこまで進むか?
世界的な物価高だけに、
日本も他人事ではありません。

ではマグロ業界は?というと、
昨年値上がりし過ぎた反動で
年明けから荷動きが鈍いです。
「赤身」はキハダマグロを中心に下げ。
「トロ」は高値安定。
二極化が進んでいます。

節分が過ぎると、いよいよ本当の意味で
「年明け」となります。
今年はマグロ業界、色々と動きがありそう。
そんな一年になるかもしれません。
弊社は変わらず走り続けます!
(寒くてサボってるランニングも頑張らなきゃ…。)

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