年度納めの原魚加工

毎週水曜日は冷凍マグロを加工しています。
3月29日は、今年度最後の加工でした。
メバチマグロの赤身、鮮度の良い
「縮み」の魚を原魚で約2トン加工。
有終の美を良い成績で飾る事が出来ました。

加工における「良い成績」とは、
ズバリ「良い歩留まり」です。
同じマグロでも、シミのない綺麗な魚と
シミだらけの魚では加工した時の出来が
雲泥の差です。
特に弊社のメイン魚種であるメバチマグロは、
シミのリスクが非常に高い種類なんです。
今回加工したマグロは、
最近の中でも特に良いマグロでした。
色目が透き通った赤身で、
シミや傷の部分がとても少ない。
びっくりするほどシミ落ちが少ないのです。
加工後、社長と
「今日のはシミ少なくて良い魚だったな!」
と思わずハグしそうになりました。
(実際にはハグはやっていませんよ!
そんな気持ちになる位、良い魚だったのです。)

自分が仕入れてきたマグロですから、
この加工の結果が良い時が
何よりも一番嬉しいです。
仕上がりが良ければ、その分だけ
原価が抑えられますし利益も増えます。
何よりもお安く安定して
お客様に販売出来る。
それが一番嬉しいのです。
その為に毎朝早起きをして、
市場に通っているわけですから。

良い品物が高いのは普通。
良い品物を如何に他社より安く提供出来るか。
弊社のような零細企業は
これこそが生命線なのです。

もちろん来月以降も、
新しい年度に変わっただけで
この商売はずっと続いて行きます。
でも何故か、今年は年度の区切りに
とても敏感な気がしています。

それは特に今年度が忙しかったからだと
思います。
コロナ禍を耐え抜き、売上利益共に
前年比大幅な改善が出来ました。
これもひとえにお買い上げ下さった
多数のお客様と、いつも協力下さる
取引先様のおかげです。

近年「持続可能な〇〇〜」等と
よく耳にします。
大抵が大手企業の発信とお見受けします。
中小零細企業にとっては、
日々「持続可能かどうか」の現実と
向き合っています。
己の信じる道を行くのみです。
ようやく今年度が終わります。
次年度も頭を切り替えて頑張ります。

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