写真は４月３日に静岡市場で仕入れた
冷凍メバチマグロです。
全部で40kg上が８本。
600kg位の仕入になります。
弊社の規模からすれば
まずまずの仕入始めとなりました。

４月１日は土曜日でしたので、
そのまま週末に入りました。
企業としては３日の月曜日が
本来の意味での新年度のスタートです。

幸先良く沢山の良いマグロを
仕入れる事が出来ました。
新年度も変わらぬ姿勢で、
良いマグロを仕入れて行きます。

現在清水港には、一万トンを超える
大量の冷凍マグロが水揚げを待っている。
先月からそういう状態が続いています。

沢山の船が水揚げを待っている。
こういう環境下では、
浜値（水揚げ価格）は上がりにくい。
逆に下げの圧力が強くなります。
船主からすれば、経費がかかっているので
早く現金化して次の航海に備えたい。
買い手からすれば、高い在庫を多く抱えている為
少しでも安く仕入れたい。
その両者がせめぎ合っている状態です。

大量の在庫の中身も問題です。
大きく分けてメバチかキハダなのですが、
詳しい本当のところは分かりかねます。
ただ漏れ聞こえてくるところによると、
「キハダ」が多くて「メバチ」はそれほどでもない。
という事のようです。

市場のセリに並ぶのは脂の乗った「メバチ」が
ほとんどです（キハダの脂も少しあります）。
直接の影響は無いはずですが、
メバチもキハダにつられて若干弱含みです。
ただゴールデンウィークに向けて、
これからは需要期に入ります。
供給は潤沢、引き合いは強め。
この環境下でいかに仕入れて行くか。
知恵の絞りどころです。

つくづく思うのは「相場は生き物」だという事です。
毎日魚も違います。
また「毎日が勝負」という日々が始まりました。

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