勉強の為にスシローさんへ

打ち合わせで少々帰宅が遅くなり、
ちょうど妻も通院の日で
お疲れモードでした。
「久方ぶりにスシローに行ってみよう!」
と行って来ましたスシローさん。
平日の夕方、お店は家から一番近いけど
未だ行ったことがない「静岡有明店」です。
(静岡市内に3店舗有ります)

回転寿司業界No.1のスシローさん。
我々マグロ業界にとっても、
その動向は非常に影響力が大きい。
先日の新聞報道で「売上高が前年から大幅ダウン」
と目にしました。
これは一度自分の目で見なくてはと思い、
数年ぶりに行った次第です。

写真下段は「特選インド鮪6貫盛り 1,080円」
中段左は「特ネタ中トロ1貫 120円」
中段右は「超大切りキハダマグロ2貫 120円」
上段は「特選三貫 360円」

他には甲イカ、サラダ軍艦、シメサバ、ウナギ等
デザートやドリンクは無しで
二人で3,000円弱のお会計でした。

個々のメニューには色々な思いが有りますが、
以下全体的な印象を。

①有明店は店舗自体がやや古い
一階が駐車場で二階に店舗の形態ですが、
エレベーターも無く階段が非常にきつい。
階段は正直ボロボロで、補修が必要

②醤油の小皿とガリが見当たらない
小皿は廃止、ガリは「無料」で頼むと
人数分届く仕組み。
その場では分からずじまい。
昨今の迷惑行為の影響/対策なのでしょう。

③昨年10月の値上げの影響は?
単に「値段」だけでなく、ボリューム感等
総合的な満足感の問題では?と感じました。
全体的にネタが小さくなったのは事実でしょう。
魚介類全体が値上がりしている中、
光熱費/人件費の高騰も重なり経営が厳しいことは
容易に想像がつきます。

⑤それでもマグロは総じて品物良い!
特売のキハダは、先日見たスーパーの特売品とは
雲泥の違いの品質(特に色目)。
さすが業界No.1。
納品業者も変なマグロは納められませんから。
これだけ良いマグロを安く売られると、
他は厳しいでしょう。

サイドメニューの充実や、アニメとのコラボなど
家族連れにはレジャーとしての楽しさが有る。
しかし同じ値段で「小さいシャリ」の企画は、
明らかに年配客向け。鶴瓶師匠の宣伝アナウンスが
店中に常に流れている状態でした。

「子供連れ」プラス「じいじ・ばあば」
という、双方に気を配った営業努力には、
本当に頭が下がります。
新ネタを子供限定で募集する企画も凄い。
ここまでやって売上ダウンとは、
やはり常勝スシローさんといえども
事業としての曲がり角なのかもしれません。
この環境はしばらく続くのでは?
多分キハダの大ネタ(安売り)も、
好評につきすぐに在庫が無くなるかも?です。
お早めに!

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