市場でしか手に入らない

弊社メイン商材である
「冷凍メバチマグロ」。
南緯・北緯高緯度の漁場や、
「大陸棚」と呼ばれる漁場は
餌が豊富な為「脂」も乗ります。
身もしまって赤身も上質です。
個体差の激しいメバチマグロの
大型魚(40kg以上)は、
市場に上場されてセリにかけて
販売するのが一番適しているのです。
全国で一番上場数が多いのは、
東京の豊洲市場です。
二番目に多いのは神奈川県の
三浦半島の先端にある三崎市場です。
そしてその次に多いのが、
私が毎朝通う静岡市場だと思います。
豊洲市場は日本最大の消費地市場です。
世界中からマグロが集まります。
主に生マグロが中心ですが、
冷凍メバチマグロもダントツに多いです。
三崎市場は産地市場でありながら、
消費地も近いという特性があります。
静岡市場は清水港、焼津港の二つの港に近く
マグロ問屋と超低温冷凍庫も多い。
まさに産地市場です。
市内で消費される部分も多いですが、
私達のような場外問屋が仕入れて加工し、
全国へ送っている部分もかなりあります。
このメバチマグロ40kg上(40上)は、
市場経由でしか手に入らないものも多いのです。
大手のマグロ業者はそれ以外のマグロ
(メバチ40kg下、キハダ各サイズ)を
中心に加工、製品にして販売しています。
基本的に赤身のマグロだからです。
そう、市場でセリにかかるのは
「脂」があるからなのです。
バチ40上だけは、市場のセリに出荷した方が
高く評価される可能性が大です。
いざ自分達ですべて加工しようとしても
縮み上脂から並品、落ちのマグロまで
何種類にも分けていく必要があります。
もちろんキズ物も沢山出ます(涙)。
ただの赤身のマグロとは、ここが一番違う点です。
大手業者さんも、自分たちが欲しいマグロだけ
セリ場に仕入れに来ることすらあります。
ですのでこと「バチ40上」の製品だけは、
市場で仕入れをしている会社のほうが
品揃えが厚くなるというわけです。
天然の脂物にこだわる弊社の品揃えも、
かなり深くなっています。
メインのメバチマグロの脂物だけでも
脂カワラ4種類(極上、上、縮み脂、ベタ脂)
トロサク4種類(同上)
以上のように加工形態、脂の乗り、鮮度で
なんと8種類にも分けています。
天然物の脂をお探しなら、
ぜひ一度ご検討くださいませ。

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