今回は映画のお話です。
公開から約一ヶ月。
遅ればせながら映画館で鑑賞してきました。
https://bobmarley-onelove.jp
きっかけはSNSでした。
X(旧Twitter)で「期待してなかったけど、
これまで見た音楽映画の中で最も嘘臭くない」
というポストを見たからです。
映画の存在自体はもちろん知っていました。
昨年あたりから盛んに宣伝されてましたし。
彼の生涯を描いた作品やドキュメンタリーは、
これまでに山ほど出ています。
レコード、CD、本も本当に沢山あります。
決定版とも言える2012年公開の伝記映画
「ルーツオブレジェンド」もあります。
https://eiga.com/movie/58244/#google_vignette
今回はハリウッド制作の俳優が演じる劇映画。
イギリスのバンドQueenの劇映画
「ボヘミアン・ラプソディー」と同じパターン。
予告編を観ただけで「これはパス」
と思ってしまいました。
だってカッコ良すぎるんだもん!
というか、似てない。
まあ観なくても良いかと思っていました。
実際観てみるとかなり印象は違います。
彼の生涯(たった36年)全体を追うのではなく、
代表作アルバム”Exodus”の制作過程を描く。
1970年代半ばの特定の時期(1976~1978年)
にフォーカスされています。
映画の設定のポイントが絞られていて
結果的にとても良かったと思います。
私自身が一番良く聴いたアルバムなので、
そんな思い入れもあるかもしれません。
政情不安の真っ只中にあったジャマイカ国内。
政権与党も野党も子飼いのギャング達を使い、
勢力争いに明け暮れていました。
ボブも妻のリタも自宅でガンマンに銃撃されます。
幸い命は取り止めますが傷を負ってしまいます。
ボブは英国へ、リタと子供達は米国へ
それぞれ脱出せざるをえないことに。
それくらい彼と彼の音楽に
力と影響力があったという事なのでしょう。
アルバムタイトル曲”Exodus”が出来上がっていく
その過程を再現している場面が出て来ます。
いち音楽ファンとして「一番知りたい&楽しい」
楽曲のアレンジが出来上がっていく場面です。
本当かどうかは分かりません。
映画用に脚色された部分もあるのでしょう。
ただ今回の映画は妻のリタが制作に関わっており、
彼女の目から見たボブの人生という感が強い。
件の曲が出来上がる場面にもリタが同席。
より真実味があります。
妻のリタ以外にも沢山の恋人がいたボブ。
公式には11人の子供がいて、リタの他に
6人のベイビーズマザーがいるそうです。
孫の代になると100人近くだとか・・・。
欧州ツアーの道中のパリでのボブとリタ。
二人の衝突の場面はリタが監修しているからこそ
描けたシーンなのでしょう。
最終的にボブ達はジャマイカに戻り、
平和コンサートを開いて成功させます。
その後は足の指に出来た癌が原因で、
治療に入り自慢のドレッドも無くなり
悲しい最後へと向かいます。
そこは敢えて触れずに、
映画は終わりを迎えます。
ボブ・マーリーを知らない人が、
これを観たらファンになるだろうな…。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」で
Queenがバカ売れしたように。
私のようなマニアが観ても、
充分楽しめる映画でした。
最近の映画館は音も良いので、
ぜひ大きなスクリーン&爆音で観たい。
そんな作品でした。
現在は映画のサントラ盤をヘビロテ中。
こちらも最新リマスターで音が良い。
Apple Musicで毎日聴いています。
結局自分が一番ハマっていますね!
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