恩師との偶然の再会 | ［公式］静岡の冷凍マグロのセレクトショップ　海生水産

先週の日曜日は雨降りの為
朝のランニングはお休みしました。
今週は走りたいなと思ったら、
出掛けにトラブル発生。
いつもより一時間位遅いスタートに。
今回は北街道から流通通り、
長沼大橋を渡って東静岡駅前へ。
駅前の交差点で信号待ちしていると、
反対側に男女のペアが見えます。
お二人が手を繋いでいるのかと思いきや、
紐のようなもので結ばれています。
遠くですがよくよく男性の顔を見ると、
「あっ、先生だ！」と直ぐに分かりました。
信号が変わり、こちらからお二人に近づき
「○○先生、ご無沙汰しています！」
「県大の時にゼミでお世話になりました」
横断歩道を渡り切り、再度ご挨拶。
「スーパーヤオハンに就職した、久方です」
「あーっ、久方くんか！わかるわかる」
お若い時に網膜剥離で全盲となられた先生。
実は当時、先生との会話が苦痛でした。
若き日の私は、先生からのするどい
そして的確なご指摘を何度も受けました。
感情の起伏が激しい私の事を、
視覚のハンデなど関係なくとても的確に
言い当てられました。
声のトーンや話し方、気配のようなもので
感情の揺れが伝わっていたのだと思います。
自分の生活や学卒後の進路について、
悩みもあったのでしょう。
今よりもっと自分に自信がなかった。
あれからもう35年以上経ったのだな。
先生も退官されたそうで、
現在は悠々自適の毎日だとおっしゃっていました。
スーパー勤め⇒冷凍マグロの卸売りと
業種は変わりましたがなんとかやっています。
様々な経験を積んできましたし、
何度もピンチも潜り抜けて来ました。
さすがにこの年になれば、
そうそうナイーブなままではおれませんし。
少しは図太くなってきたのかな？
先生とは同窓会で一度お会いして以来、
本当に久しぶりの再会でした。
あの同窓会からもう10年位。
そこからもけっこう色々ありました。
いろんな事を思い出します。
今置かれている自分の立場を見つめ直すと
仕事があり、家族があり、家がある。
35年前の自分には想像できなかった。
今のこの恵まれた現実です。
思いがけない恩師との再会でした。
今度お会いしたら、連絡先を聞かないと。
先生、マグロお好きでしょうか？