生「天然」本鮪に続き、今回は
生「蓄養」本鮪ついてのご案内です。
現在日本で流通している主流は国産です。
水産庁の資料によりますと
全国のクロマグロ(本鮪)養殖場の数は
全国で160漁場あるそうです。
(2023年12月1日時点の県別の数)
長崎県73
鹿児島県30
愛媛県18
大分県9
高知県7
三重県5
和歌山県4
日本近海に本鮪の産卵場所が存在する為、
小型魚や産卵後の痩せた成魚が
比較的容易に入手出来ます。
この15年程で急速に生簀の数が増えました。
出荷まで数年掛けるものから、
数ヶ月の短期養殖もあります。
いずれにせよ計画的に生簀から取り上げて、
安定的に出荷が出来るのがメリットです。
特に年末年始のスーパー・量販店では、
近年の売り場のメインがこの
国産蓄養生本鮪となっています。
「本鮪」「トロ」「生」「国産」
と消費者が評価するポイントが沢山ある。
そういうアイテムだからです。
基本的にセリではなく相対取引です。
各産地(生簀)からの流通は
1.市場に出荷する(市場流通)
2.問屋や店舗に届ける(市場外流通)
どちらも存在しますが基本的に
「丸魚」一本単位での流通です。
その先で細かく切り分けて販売されます。
価格については「高値安定」です。
天然物の上級クラスよりは、
かなり安い為、チラシ訴求し易い。
「マグロ解体ショー」のマグロは、
この蓄養本鮪が多いと聞きます。
天然物と違い、安定供給されるが故に
希少性が薄れて価格が上昇しずらい。
そんなマイナス要素も生まれています。
全身がトロですから、高く売れる。
丁寧に取り上げて締め処理しますので、
鮮度も抜群で品物も良い。
天然物と比べるとマイナスポイントは、
身が柔らかい、変色し易いところ。
味については好みもありますが、
昔のような「餌の味がする」という事は
ほとんどないと思います。
なんといっても「国産」の本鮪です。
現在の「トロ」商材の主流となっています。
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