企画展【走れ!しずてつ】を観る

静岡市民、特に私鉄の静岡鉄道沿線に
住む方なら一度ご覧になっていただきたい。
そんな展示が静岡市歴史博物館で
現在行われています。
https://scmh.jp
私は今から36年前、1988年に
静岡県立大学に入学の為に
故郷の大分市から静岡に来ました。
初めて住んだ下宿は大学の近く。
最寄りの静鉄の駅は「県立美術館前」。
当時は車はおろかバイクも持っておらず、
移動手段といえば徒歩か自転車。
そして一番利用したのがこの静鉄でした。
就職後の数年間は静岡市を離れましたが、
転職を機にまた静岡市に戻ることに。
土地勘のある県大の近くにまた住み、
その後はずーっと静鉄沿線住民です。
今回の展示はそんな静鉄さんの、
私の知らない過去の姿や成り立ちを
様々に教えてくれました。
この展示会は撮影OKでしたので、
写真を色々と撮って来ました。
1.昭和48年草薙野球場ナイター開始記念切符
2.同記念乗車券の説明文
3.駅名のうつりかわり
4.北原白秋直筆「ちゃっきりぶし」原稿
5.清水線終点「横砂駅」の駅名表示板
驚いたのは、学生時代に私がよく利用した
「県立美術館前」駅ができる前は
「桜井戸」という駅名だったことです。
全く知りませんでした。
通勤で静鉄を利用するようになり、
健康の為に1〜2駅前で降りて歩く。
そんな生活を続けている中で、
偶然見つけたのが大きな桜の木と
「桜井戸」という記念碑でした。
そうか、駅の名前になる位に
有名な桜の木だったのですね。
私が静岡市にやって来る前、
はるか昔の静岡市の景色。
今よりもっとのどかで、
自動車が普及してなかった頃。
静岡〜清水線(路面電車)の
終点駅は「横砂」でした。
現在、その面影は全くありませんが
横砂の浜辺は海水浴場だったそうです。
隣の興津地区まで、美しい浜辺が続いていた。
興津は昔から「避寒地」として有名だったと
以前教わりました。
清水っ子の妻の姉(15歳年上です)は、
静鉄に乗って横砂へ海水浴に行ったそうな。
静鉄に乗って海水浴?
そんなのどかな時代があったのだな…。
今の清水港からは全く想像出来ない、
そんなある日の清水の景色。
色々と想像の膨らむ1日となりました。

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