あれから一ヶ月その①

(今回はマグロとは関係ありません)
7月22日の朝、まだ9歳の保護猫
「すずのすけ」が旅立ちました。
あれからようやく一ヶ月。
長かったような、あっという間のような。
今回は彼へのラブレターです。
親バカをどうかお許し下さい。
彼と出会ったのは、会社の事務所のある
冷蔵庫さんの辺りです。
もう何十年も冷凍マグロを保管している、
そんな場所ですから野良猫が結構います。
そうやって保護してきた3匹のうち、
一番若い子が彼でした。
不思議なもので、猫を保護する時って
重なるものなんです。
その後は不思議とそういう出会いが
なくなりました。
もう6匹で精一杯という面も…。
彼に何度か遭遇するうちに、
片目がおかしい事に気付きます。
多分、猫風邪か何かでしょう。
栄養状態も良くないはずです。
「一度早く病院に連れて行かないと」
と保護したのです。
病院に連れて行くと片目が見えていない状態。
もう一つの目も見えてはいるが、
あまり完全ではないようです。
それでも何か動けば反応はします。
とてもお腹を空かしていたようで、
フードを出すともう止まらない。
自分の分を食べ終えると、
他の子が残したご飯を全部食べてしまいます。
相当大変な生活をしていたんだろうな。
食べたいだけ食べればよいと、
たっぷりと食べてもらうことに。
みるみるうちに成長して、体重は7〜8kgに!
視力が悪いからなのか、大の「怖がり」さん。
保護した頃は先住猫が5匹いましたから、
体はデカいが一番末っ子という立ち位置。
ずいぶんと奥ゆかしい子でした。
猫は元来、群れない動物です。
複数飼う場合、相性が良くないと
お互いを傷つけ合うこともあります。
その点ではウチの子達は、
そこそこ仲良くしてくれて安心でした。
猫の多頭飼いの秘訣は、
「先住猫をまず大切にする」だそうです。
新しい子、特に子猫だったりすると
どうしてもその子にかかりっきりに。
先住猫のご機嫌を損ねてしまうというわけです。
我が家では最高6匹の頃ですから、
みんなのご飯とトイレのお世話で精一杯。
なかなかすずのすけ君と
親密になるところまで行きません。
月日はあっという間に流れていきます。
お姉さん猫が1匹また1匹と
闘病&通院の末に亡くなりました。
4匹の生活にようやく慣れて来た頃、
今年に入ると別の子が元気が無くなり通院。
その後長男も調子悪くなり、
おまけにすずのすけ君まで。
今年の7月は本当に戦争のようでした。
狭い3LDKのマンション暮らしなのですが、
あっちにこの子、こっちにこの子と
病気持ちの子が倒れているという感じに。
特にすず君はあれだけご飯を食べていた子が、
全く食べなくなりました。
病院で詳しくみてもらうと
片方の腎臓に人間の拳大の大きな「腫瘍」が
出来ているとのことでした。
もうこの辺りは思い出したくない…。
それでも良い事もありました。
なかなか近づけなかった彼との距離。
通院の間はずっと一緒に居れます。
保護して9年、やっと少しずつ彼と
親しくなれた。
そんな矢先の悲しいお別れでした。
最後までよくがんばったね。
もう苦しまなくて良いから…。
一番若い彼とのお別れには、
正直言って後悔も残ります。
なぜもっと早く気づいてあげなかった?
もっとこうすれば良かった…。
たった9年かもしれない。
でもその9年を彼は精一杯生きてくれた。
その時間と場所を私たちがお世話出来た。
きっと先に逝ったお姉さん猫2匹が、
可愛がってくれていると思います。
すず君、ありがとう。
怒ってばかりのお父さんでごめんね。
お父さんはすず君が大好きでした。
どうか安らかにお眠り下さい。

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