
今日の写真は天然南鮪です。
天然南鮪は個体差が非常に激しい、
なかなか難しいマグロです。
脂・鮮度・色目の三拍子が揃ったものから、
全くの赤身まで。
一本一本吟味出来るので、
市場で仕入れるのに向いています。
ただこれをどうやって販売するのか。
一本単位で評価をつけて販売するのが、
市場の仲卸さんのやり方です。
さて弊社ではどうやるか?
背とろ、腹とろ、天パ(天身)の
3つの部位に分けることは一般的です。
ではその1ケース毎に単価を変えるか?
本当はそうしたいところですが、
これもまた販売しにくい商品になります。
まさに「時価」なわけですから!
ある程度、原魚の段階で幅を持たせて
キロ〇〇円から〇〇円までで仕入れます。
その平均単価で在庫の単価を出して、
そこから出来上がりの製品を原価計算。
現物の出来上がり商品の質を確認。
販売単価を決めることにしました。
もちろん一番重要なのは仕入れ。
どのレベルのマグロをいくらまでで
仕入れることが出来るか?
現在静岡市場に並ぶ天然南鮪は、
小さめの20〜30kg位のものが中心です。
(小インドとも呼ばれます)
なるほど魚屋さんが使い切るには、
ちょうど良いサイズだと思います。
しかし加工(天パネ)するには、
ちょっと小さい。
やはり50〜60kg位は欲しいところです。
よってその位のサイズのものを、
ある程度選別しながら仕入れています。
本当に少量ですよ。
月に数本位の単位です。
それくらい良いマグロを、
比較的安く仕入れるのは難しい。
とにかくじっくりと構えて、
仕入れ販売を行なっています。
良くないマグロを一度でも販売すれば、
特に高級魚だけにあっという間に
お客様からの信頼を失ってしまう。
そんな非常に難しいマグロです。
でも旨い!頑張ります!
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