この間の三連休までは「まだ暑い!」
と思う事が度々ありました。
ところが金曜日は日中も日差しはあるのに
少し肌寒くなって来ました。
夏から秋を通り越して、
そのまま初冬に向かう感じです。
さて11月に入りました。
冷凍マグロの市場への入荷量が
一段と増えているように思います。
静岡市場は2社で150本程度ですが、
神奈川の三崎市場は500本越え。
東京の豊洲市場は700本近くも
大バチ(40上)が上場されています。
何故上場本数が増えているのか?
入荷が多いから?
涼しくなって注文が増えたから?
どちらも間違いではありません。
今週の清水港の水揚げ量は、
かなりまとまっていました。
弊社のような零細企業でも、
ここのところお客様からの注文が
安定して入っています。
まあ端的に言って一番の理由は、
「倉(冷凍庫)を空ける為」
ということなんでしょう。
昨年辺りから顕著なこの問題。
とにかく倉の回転が悪く、
水揚げ&コンテナ入庫をしたくとも
その場所がないそうです。
これから年末商戦に向けては
①製品の作りだめをする時期
②新物の蓄養本鮪の入荷が始まる
この二つが重なり、需要期前で
二進も三進もいかない。
そういう状態が続いています。
特に大手はそんな問題を常に抱えています。
手っ取り早く倉を空けることが
出来るのが市場に出荷すること。
出荷の対象は脂が絡む「バチ40上」。
少々値段が下がっても、
次の入荷を行う為には仕方ない。
要は需要はあまり関係なく、
今後の供給(入荷)がまとまっている為
在庫整理をせっせと行っている。
ということになります。
日々市場に仕入れに来る方々は、
あまりそんなことは気にしません。
「なんかここのところ多いな」
ぐらいの感じでしょう。
メチャ安ならどんどん仕入れるか!
とも思うのですが、ウチも同じ環境です。
保管料率がどんどん値上がりし、
在庫を持ちすぎるとそれだけで
利益が吹っ飛んでしまう。
以前なら安い時に買いだめもありでしたが、
この環境下ではそれも厳しい。
この「倉が開かない」問題、
当分終わらないようです。
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