今日の写真は先日加工した、
アイルランド産天然本鮪。
背ロインの先、肩の部分を切ったものです。
左側のブロックの下の方に、
何やら金属のワイヤーが見えますよね?
なんとこれはマグロを仕留める為に撃たれた
「銛(もり)」が残っているのです。
延縄漁では餌に喰らい付いたマグロを、
幹縄を巻き上げながら船上に引き上げて行きます。
生きの良いマグロが暴れないように、
通常なら頭部を狙って銛を刺すのですが、
これは少し外れて肩のところに入ってしまったわけです。
荒れた極寒の海の上のことですから、
それは仕方がないことだと思います。
ただこれに気づかずに通常通りに加工すると、
電動ノコギリの刃が一発でダメになります。
非常にまずいことになるわけです。
こういう「銛(もり)」が残ったままだと、
加工場が切るのを非常に嫌がります。
そりゃそうですよね。
たった一本の為に高価な電動ノコギリの刃が
駄目になってしまうわけですから。
今回は何とかギリギリのところで
上手く外して切ることが出来ました。
この部分は商品には出来なかったので
はい、社員で美味しくいただきました!
数時間ぬるま湯に浸け、完全に解凍してから
無事に銛を抜くことに成功。
銛を打たないといけない位に、
生きが良かった天然本鮪。
さて、そのお味は?
いつものバチとも、南鮪とも違う。
やっぱり本鮪特有の旨味が有ります。
鮮度や処理が良くないと、
この旨味が獣肉臭さにつながるのかも?
食べ比べると本鮪が「マグロの王様」と
言われる訳も良く分かります。
静岡市の「ふるさと納税の返礼品」としても
抜群の人気です。
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