
弊社では週に一回位のペースで
原魚加工を行なっています。
大抵の場合、市場が休みになる
水曜日の加工が多いです。
先日得意先からの問い合わせで、
製造日報の綴りを調べたのです。
バチの赤身サクの歩留まりを
調べたかったのですが、
その時愕然としたのが
「加工の内容が以前と変わっている」
ということです。
創業当初は出来合の商品を仕入れて
販売するというスタイルでした。
それだけではどうしても利幅が取れず、
このままではおまんま食い上げになる!
そんな焦りの中から、
「市場で原魚を仕入れて加工する」
という現在のスタイルに徐々に
シフトして行きました。
最初はメバチの赤身を仕入れて、
赤身サクを作りました。
徐々にメバチの脂物を仕入れて、
加工してカワラやサクを作りました。
天然南鮪の出回りが増えて、
次なる魚種として仕入れ。
丸魚のままではなく、
パーツに分けて売るために
色々と知恵を絞りました。
元の原魚の質が最も重要。
この天然南鮪の加工の時に、
思い知らされました。
コロナ禍の時期には、
全国的に高級魚が売れなくなりました。
地元静岡市場にもアイルランドの
天然本鮪が並びました。
天然本鮪の中でも最高級のものです。
なんとかこれを商品化出来ないか?
販売が厳しい中、敢えて違う魚種に
チャレンジした事が
現在の商品の幅に繋がっている。
改めてそう感じました。
ネットショップでの販売や、
ふるさと納税の返礼品の注文は
この時にチャレンジしたものが発端に。
今では実売に大きく貢献しています。
あの苦しい時期に、
頑張って違う世界に飛び込んで
本当に良かった。
さて年も変わりました。
また新たなところへ進むべき。
そういう時期に来たと思います。
時間が出来た今こそ、
新商品の製造開発のチャンスです。
手持ちのカードをよく見直して、
新たなアイデアで商品作りです。
基本は変わらず
「天然物にとことんこだわる」
これだけです。
だってマグロは本当に美味しい。
ぜひもっと多くの方に冷凍マグロの
素晴らしさを知っていただきたい。
国産蓄養本鮪全盛の今だからこそ、
その差別化で評価してくださる方も
きっといらっしゃるはず。
そう確信しています。
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