
今日の写真は、冷凍マグロの加工の一コマ。
水曜日の午前の一番最後に、
新商品の開発を行なった場面です。
(マグロのカスが辺りに散っています。
少々お見苦しいですが何卒お許しください。)
原料はメバチの脂物を加工した時に出来る、
魚体の中央の骨ぎしの部分。
「天パ」(天身)と呼ばれます。
天パはスジが無いので、
上質な赤身の部分になります。
弊社ではこの部分だけを箱詰めして、
いくつかの形態で販売しています。
①血合付きブロック 10kg
②厚さ2.5cmの板取り 5kg
それぞれ鮮度によって
「縮み」「半縮み」
の2段階に分けています。
なので販売単位としては4種類となります。
今回は②の切り方を変えてみました。
脂身と天パを切り分ける際、
生マグロだと皮身を下にして
包丁で真横に切り上下二つに分けます。
冷凍マグロは写真のように
電動ノコギリを使用します。
これまでの「板取り」の規格では、
血合面を下にして垂直に切っていました。
今回は「生マグロを包丁で切る」時に
出来るだけ近づけた形で切れないか?
そんな発想で商品作りを行いました。
どんな切り方が良いかを、
事前に社長と打ち合わせしました。
天パを側面から撮影した写真に、
色々と線を引いてみたりしながら…。
様々な試行錯誤を重ねながら、
大体こんな感じかなと決めて
いざ実行となりました。
大きな天パのブロックは、
一度二つに切り分けます。
それを一番良い形にサク取りしていきます。
胴中の大きな部位は全く問題ないのですが、
尾に近い部分は三角形になってしまいます。
そのままだと大きすぎるし、
切り過ぎると小さくなってしまう。
この辺りの切り方が難しい。
完全なサクとやや不揃いなサクが
ほぼ半々という出来上がりでした。
これをバランス良く箱詰め。
3kg版のサクが出来上がり!
まずはこれで行ってみます。
商品のネーミングが大切ですね。
商品名は決めてあります。
「鉢天パ手切りサク」です。
近々ネットショップにも登録します。
乞うご期待あれ!
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