
今日の写真はマグロのお刺身。
弊社の品揃えは「メバチマグロ」が中心です。
ところがどっこい今回は「キハダ」です。
キハダといえば、スーパーの安売りの定番。
近海物の生キハダはもちもちして美味です。
冷凍物のキハダは安口が大半です。
今回はそんじょそこらのキハダとは、
一味も二味も違うレアなアイテム。
何と「とろ黄肌」!しかもサクです。
(商品はこちらになります)
「とろ黄肌サク2kg青テープ」
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp/?pid=184773690
もう完全に趣味の世界というか、
希少な天然物を追求するところに
来てしまいました。
天然マグロの脂物の中では、
メバチの脂よりさらに希少なのが
このキハダの脂物です。
共に世界中の海で漁獲されますが、
メバチはキハダより比較的深い所を泳ぐ為、
脂が乗る物が多いようです。
キハダは基本的に赤身がほとんどで、
漁場により若干色目が違いますが、
特色はその赤身の色。
メバチよりも薄めの赤で、
真っ赤というよりも薄ピンクという感じ。
漢字表記の黄肌の「黄」は外皮の一部か黄色いから。
「肌」は魚肉の色目が肌色に似ているから。
全体的に魚体は細長くシュッとしています。
ごく稀に脂が乗る個体が有りますが、
特殊漁場(大陸棚や高緯度漁場)でも
全てのものに脂が乗るのでは有りません。
メバチと比べると脂物の割合は、
どうでしょう10分の1と言っても良い?
それくらい見かけないものなのです。
脂物のキハダは、大手水産会社が何十トンも
尾切選別してやっと数本出るかという感じです。
基本的に選別後の「尾切り」という丸魚単位で
相対取引され、市場にも出荷されます。
今回は年明けにたまたま弊社が
上手く競り落とすことが出来たというわけです。
セリ場で見た時に私はびっくりしました。
「凄い脂だ。天身の芯まで脂がさしてるわ!」
これまでも何本も仕入れたことがありますが、
今まで見た中で一番の上物です。
色目も鮮度も良く、これは何か別の商品を
作ってみたいと思った次第です。
運よく加工場の切り手の方が、
キハダのサク取りに慣れていましたので、
赤身のキハダと同じように全部を
サクに切ってもらうことが出来ました。
加工の日に少しサンプルを取って解凍。
一晩寝かせて翌日食べてみました。
バチのトロとはまた一味違います。
「食べて軽い」「しつこくない脂」
身質も良く、たくさん食べれるトロです。
これをサクにまで加工しているのは、
なかなか見たことがありません。
2本だけですので数量限定ですが、
この貴重なとろキハダ、
ぜひとも一度ご賞味くださいませ!
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