美容師さんとの会話

写真は先日仕入れたメバチマグロです。
44kgと弊社が仕入れるには、
やや小さめのマグロです。
脂はありませんが、鮮度は抜群で
色目には非常に透明感有り。
縮みの上物になります。
これは伊豆半島の温泉旅館さん向けの物。
社長の昔からのお客さんです。
節(ロイン)にして、販売します。
漁場は太平洋の「北沖」。
北緯40度位の冷たい漁場です。
身が引き締まり、モチモチしているのが特色。
脂が乗ればさらに言う事なし。
赤身でも旨いのが「北沖」のマグロです。

さて行きつけの美容師さんとの会話。
「今の若い子の流行りのヘアスタイル、
正直言ってやりたくないものもある。
プロだからもちろん頼まれれば対応する。
常に新しい技術は勉強もするし。
この間そういうお客さんを応対したけど、
やはりあまり気持ち良くは無かったなあ。」

上手く説明出来ませんが、
その気持ち良く理解出来ます。

ちょうどその日、畜養本鮪のお刺身を
社長からのお裾分けで頂いたので
お昼にみんなで食べたのです。
地中海産の大型魚、もちろんトロです。
食べるとびっくりする位に脂が乗っています。
色目も鮮やかで、鮮度も抜群です。
現在の畜養マグロは「色・脂・鮮度」の
三拍子が揃ったまさに「究極のトロ」なんです。

私はそれを決して否定はしません。
現在の「トロ」の主流は間違いなく「畜養物」。
何十年も前になりますが、
地中海の蓄養の現場を見た事もあります。
マグロをとても大切に扱うその作業に、
とてもびっくりした記憶があります。
それはそうです。生簀の中のマグロは
とても大切な「金のなる木」だからです。

ただ、私の個人的な意見としては
あえて「天然物」の「トロ」にこだわりたい。
一本一本違う品質の天然のマグロ。
その中から自分の目で見て「これは」と
思ったマグロを仕入れて製品化したい。

お客様からのリクエストがあれば、
「畜養物」ももちろん取り扱います。
ただそれは他の会社でも出来ること。
自分達にしか出来ない事を探して、
それに特化する。
他社との差別化に自然と繋がるはず。
あらためてそう強く思った、
暑い夏の日でした。

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