外注出来ること・出来ないこと

今日の写真は先週見学してきた
アイルランド天然本鮪の尾切り選別です。
その数なんと60本以上!
何本仕入れることが出来るか?
ただ今先方と交渉中でございます。
この選別を見に行く途中で、
タイヤがパンクしたのです。
いやーっ、本当に焦りました。
弊社は基本的に社長と私の二人だけの会社です。
あとは事務のアルバイト(私の妻)が一名のみ。
大企業なら様々な部門に分かれて、
分業体制で仕事を行います。
製造業なら物を造る部門や原材料を仕入れる部門、
出来上がった製品を販売する部門や経理部門等。
働く人数が多ければ人事部門も有るでしょう。
弊社の事業内容は、冷凍マグロの卸売業です。
冷凍マグロを仕入れて、加工して販売する。
それを社長と私の二人で全部やるわけです。
細かな経理面の仕事も、全部私がやります。
これが、何年やっても面白いんです!
メイン商材は天然物(メバチ、南鮪、本鮪)です。
仕入・販売どちらにも相場の変化があります。
天然物ですから、入荷の時期や漁場によって
品質にも大きくばらつきがあります。
どんなマグロをいくらで仕入れるか。
これだけは外注は出来ません。
一番の商売の肝だからです。
逆に配送や保管、原魚加工は全て外注です。
そもそも二人プラスワンなわけですから、
全部自分達で出来るはずもありません。
協力してくださる業者さんのおかげで、
弊社の事業は成り立っています。
その気持ちを常に忘れず、
一番大切なことに集中する。
「どんなマグロをいくらで仕入れて、
どんな商品をいくらで販売するか」
でもそれも全部、日常の雑務と言いますか
様々な日常の仕事をこなしていくことで、
自然と答えが出てくるように思います。
どんな仕事もどこかで繋がっていく。
だからどんな仕事も決して手を抜かない。
小さな会社だからこそ、
何でもやらなくてはならない。
それが自分にはとても合っています。
大会社の歯車にはなれません。
その道のプロに任せることと、
自分たちにしか判断出来ないこと。
それをしっかりと見極める。
零細企業の弊社ですから、
これからも常に外注企業の方々に
お世話になりながら事業を続けていきたい。
そう考えています。

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