逃げる二月

この間新年を迎えたと思ったら、
二月もあと少しで終わりです。
28日ですから、ちょうど四週間。
通常月よりも最後の方の数日が無い分
あっという間に終わってしまいますね。

現在の冷凍マグロの市況についてですが、
「持ち合いから、やや強含み」
というのが私の個人的感想です。
入荷自体はそれほど多く有りません。
販売のほうは「まん防」の期間が
一応来週3月6日までですので
そろそろ荷動きが出て来ているように感じます。
(大都市圏は延長が決定したようですが…。)

例年ですと1〜2月はマグロ相場も低空飛行期間です。
3月は卒業や就職、移動や転勤等様々な動きがある為、
マグロも動きが良くなる傾向が有ります。
今年は「まん防」で抑えられた期間があった分だけ、
3月以降の動きはかなり良くなるのでは?
と期待しています。

現在の冷凍マグロの相場はまさにこのような思惑で
少し引き合いが強くなっているようです。
同業他社のみなさんも同じ考えなのでしょう。
新型コロナのオミクロン株も
明らかにピークアウトした感が有りますから、
営業短縮などせずにしつかり商売させて欲しいところです。

しかしここに来て、世界を揺るがすような出来事が
遂に起きてしまいました。
ロシアによる隣国ウクライナへの武力侵攻です。
大陸の反対側で同じくロシアと国境線を接する
わが日本にとっても非常に脅威です。
ロシアとは北方領土問題もあります。
ロシアのウクライナへの侵攻については
前々から北京オリンピックの後が危ないと言われていただけに
何かもっと事前に回避する方法はなかったのか?と
悔やまれてなりません。
武力による国境線を超えた侵攻など、
どんなことがあろうとも許されることでは有りません。
強く非難しますし、日本も自国の「国防」という
最重要課題に対して真正面に向き合う時だと考えます。
どの国も助けに来てくれないウクライナの現状を見るにつけ、
そう思わざるを得ません。