冷凍マグロ 今後の展望

①入荷について
4月の冷凍マグロの入荷予定は以下の通りです。
(3月より繰り越し運搬船)
5隻 10,800t
(4月入港運搬船)
7隻 12,200t
(4月入港 日本船独航)
4隻 800t
合計 23,800t
3月からの繰り越し在庫も含めると、
久方ぶりに2万トン越えの数量となります。
ただこの中には「畜養本鮪の新物在庫」も
約5,600t含まれます。
いずれにせよ、ある程度の搬入量はありそうです。

②販売について
3月21日をもって、全国でまん防が解除となりました。
以後徐々に飲食店向けの流通も再開しており、
現在各市場では「品質の良いマグロ」の
引き合いが強くなってきている
そのように感じています。
弊社の既存の得意先からも、注文の数が
徐々に回復傾向がみられます。
このままの状態であれば、ゴールデンウイークまでは
プラスの要素しかない為、販売は上向き傾向が続くと
予想されます。

③懸念事項
やはりロシアによるウクライナ侵攻が
世界的な景気に与える影響と、燃料価格の高騰が挙げられます。
現在の円安傾向がどこまで続き、
日本の景気に悪影響を与えるか?
我々冷凍マグロを扱う御者としては
非常に注目せざるを得ない状況です。

①②③よりまとめますと、
需要はある程度回復するが、
仕入価格の上昇により利益の確保が難しい。
品質の良いマグロの販売量を増やすことで
利益額を確保するしかないようです。
4月以降の仕入が重要になると思います。
来月も頑張ります!

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