写真は先日加工したメバチマグロの
上脂物のカワラです。
一番脂がしっかりと乗ったグレードです。
名付けて「鉢脂瓦　極撰」です。
背と腹の胴中のみを3枚箱詰めしました。
これで7～8ｋｇ位。
これからお盆商戦に向けて、
上物の脂カワラの販売を強化していきます。

さて上場企業の3月決算の数字が出揃いました。
日経新聞の報道によりますと、
製造業の純利益合計が
「前の期から68％も増えた」とのことです。
世界経済が新型コロナウイルス渦から回復し、
自動車やデジタル機器の需要が伸びたとの事。
日本の大手企業は、利益が出ているんですね。
弊社もおかげさまで、昨年度はなんとか
売上・利益共に前年をクリアしました。
コロナ禍の影響を受け業績が悪化した
前年との比較という面もあります。
しかし、厳しい経営環境の中でも
多くの手ごたえを得た一年でした。

さらに凄い記事を発見しました。
同じく5/18（水）の日経新聞の記事です。
「コロナ貯蓄50兆円に膨張。新型コロナ渦で、
家計に貯蓄が積みあがっている。日銀の試算では、
消費されずに貯蓄に回った額は2021年末時点で
約50兆円。わずか一年で2.5倍に膨らんだ。」

世界はいち早く経済再開に舵を切ったのに対し、
日本は全く出遅れています。
未だにマスクを外せません。
貯蓄が消費に回りにくい原因として
「老後の生活資金」としての貯蓄の為、
なかなか取り崩せないという面が大きいそうです。
エネルギー価格の上昇もあり、消費者物価指数は
年内にも2％を超えるとの見方が多い為、
物価上昇に賃上げが追い付かないと予想されます。

結論から先に申し上げますと、
今こそ「値上げに最適なタイミング」です。
大手企業は好決算。
各家庭には、たっぷり貯蓄があるからです。
みなさん、お金を使う場所がなくて困っている状態
といっても良いのではないでしょうか。

コロナ禍にもめげずに頑張ってきた各業界。
特に飲食業界の方々。
今こそ、自分達の商品やサービスに対して
「値上げに動く時」です。

「せっかくお客様が少しずつ戻ってきたのに」
「今このタイミングで値上げなんて・・・」
そのように心配される気持ち、よく分かります。
私も基本的に値上げが苦手なタイプです。
けれども上記の通り、値上げに対応出来る条件は
バッチリ揃っているのです。

そして何よりも大切なのは
「コロナ禍は、我々が原因ではない。」
という事です。
原材料や資材等経営に関わる様々なものが
値上がりしている現在、せいせい値上げをして
価格に転嫁しようではありませんか！

回りまわって、必ずや
自分達の収入に跳ね返ってくるはずです。
絶対に値上げを恐れないこと。
今一番大切なことだと思います。
これまでまっとうなご商売をされてきたからこそ、
今このタイミングで値上げが出来るのです。

弊社も良いマグロを皆さまにご提供することで、
売上・利益に貢献させて頂ければ幸いです。

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