年末の鮮魚売場巡り

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

写真はお正月らしく門松です。
近場の商業施設の入り口に
飾ってましたのでパチリ。

年末は毎年恒例ですが、
静岡市内の駅ビルと
百貨店のいわゆる「デパ地下」の
鮮魚売場を偵察して参りました。
その年の食のトレンドが分かりますし、
マグロの品揃えはとても勉強になります。

今年はまずとにかく「人出が多い」
のが第一の印象です。
特にJR静岡駅の駅ビルにある
「パルシェ食鮮館」と「松坂屋の地下」
の混み様は、まるで満員電車のようでした。
みなさん沢山買い物されていて、
景気の回復を実感しました。
マグロの品揃えは予想通り
「国産の生鮮蓄養本鮪」が主役でした。
伊根(京都)、長崎、奄美(鹿児島)等です。
お店によって、それにプラスして
「メバチマグロ」や「天然本鮪」を
品揃えしている感じでした。
逆にここのところ流通が増えていた
「天然南鮪」を品揃えしていたのは一店舗だけ。
一時より価格も値上がりしましたし
何より「本鮪」というブランド力が
ものを言っているのでしょう。

弊社の得意とする「メバチマグロ」は
殆ど並んでいませんでした。
特にトロ商材としては不人気のようです。
その傾向もここ数年顕著になって来ました。
本鮪や南鮪と比べると、
どうしてもメバチマグロのトロは
ある意味ありきたりでありがたみが薄いのか?
弊社が販売しているような部類のマグロは、
本当にスーパー・量販店では販売されていない。
これが現実のようです。

しかし「蓄養」と呼ばれる養殖物が主流の
本鮪と南鮪とは異なり、メバチマグロは
いまのところ「蓄養」はされていません。
また世界中の海で漁獲されるメバチは、
赤道直下では赤身、高緯度の漁場では
身が締まり深く脂がのる為、
「産地・漁場毎に特色がある」マグロです。
その辺りをさらに追求する事も課題です。

まだまだ奥の深い、マグロの販売。
今年もよいマグロをよい状態で
お客様に提供する為に、
より一層の精進が必要だと考えます。
本年も宜しくお願い致します。

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