反逆光で美味しく見える

先日、Twitterで面白い記事を発見しました。
「まるで料理写真の教科書! 
政府系金融機関が出した、写真の撮り方マニュアルが話題に」
というものです。
日本政策金融公庫が発行した、飲食店向けの写真撮影マニュアルが
「とても勉強になる」と話題になっているそうです。

私も商品の冷凍マグロをネットショップ向けに撮影していますが、
どうも上手くいかなくてずっと悩んでいました。
これは良いことを聞いたと、すぐに事務所で撮影してみました。
とりあえず手元にあった「みかん」(社長からのお裾分け)を題材にいざ挑戦。

1枚目(左側)天井に付いている蛍光灯の下での撮影です。
2枚目(右側)窓辺に移動して、朝日の当たる中で反逆光で撮影しました。
画面の「左上の方向」から光が差しているという向きに立って撮影しました。

カメラは私のiPhone7(古い!)です。
正直言って、高性能のカメラでは有りません。
ちなみに色補正などは全く行っていません。
完全に同じ状態で撮影しました。

どうでしょうか?
明らかに「反逆光」での撮影の方がみかんが美味しく、そして自然に写っていませんか?
その後、朝セリ場で買ったマグロの尾スライスでも撮影してみました。
より光量の多い場所で、自然光の下で反逆光のポジションでの撮影が一番マグロの色が綺麗に、透明感が有ってかつ美味しそうに撮れました。

このマニュアルの趣旨としては、飲食店さんのメニュー写真を撮影する際は写真の撮り方で全く見栄えが異なるという事を説明しています。
料理の左上側から、自然光で光が当たるように配置して手前から撮影する。
同じ料理でも、この反逆光での撮影でびっくりする程
料理が美味しく見えますよという事です。

確かに、個人経営の飲食店さんのメニュー表は写真がイマイチの時がありますよね。
(他人の事を批判する資格無しの、私もド下手ですが…)
本当はもっと美味しいのに、どうも撮影の仕方が良くないというか。
非常に勉強になりました。
皆様もぜひ一度検索してみて下さい。
「反逆光」凄い!
(撮影にお詳しい方、どうか笑わないで下さいね。素人の私にはびっくりだったんです!)