今日は、めったにお目にかからないマグロが静岡市場に上場されましたのでご紹介です。
正真正銘、日本近海で釣れた生の本鮪が三本。あの有名な「大間」産です!
36kg,40kg,32kgと小ぶりですが、ちゃんと漁協が発行した「産地証明書」付きです。
もう完全にマグロの一大ブランドと化していますね。
ちなみに、魚の品質はどうかと申しますと一本釣りですから処理等はしつかりしています。
ただ、まだまだ「夏」のマグロですから脂は残念ながら殆ど見えません。
恥ずかしながら、私は生マグロは専門でない為、値段の事は軽々しく言えません。
しかし、高値3,000円/kgはけっこうなお値段です。
可食部分が半分とすると、ほぼ赤身のマグロなのに原価6,000円/kgです。
一サク200gとすると赤身一サク原価1,200円です。
中トロならまだしも、これで原価ですから。
いかに大間の本鮪といえども、脂の乗っていない夏のマグロですから・・・。
もうちょっと安くても良いのでは?
と思うのは私が貧乏人だからでしょうか。
しかし価値判断はそれぞれですから、これでも「おっ、安いね!」という方もおられるのかもしれませんね。
あくまで自分の固定観念で決めつけず、柔軟に様々な見方が出来る人間でいたいものです。
しかし、マグロをみるとつい商売人の目になってしまいます。
セリ値がついたという事は、それで納得して買った人がいるという事。
その値段で通用すると思うから買うわけですから。
まだまだ勉強せねば。