福一丼

今回は最近の我が家のお気に入りをご紹介します。
写真のマグロ丼その名も『福一丼』です。
最近はテレビコマーシャルも放送されている位、力を入れて販売されている「福一」さんのマグロ丼です。
(静岡県内限定のCMでしょうね。)

「福一」さんとは、正式な社名は福一漁業(株)と言います。
社名にも有りますように、静岡県焼津市に拠点を置くマグロカツオ漁の船元であり、加工・販売・保管はもとより鮮魚店・回転寿司・ビジネスホテル・コインランドリーに至るまで様々な事業展開をされている老舗です。
このマグロ丼は、福一さんの直営店舗の他に静岡県浜松市に本社のあるドラッグストア「杏林堂」さんでも販売されています。
福一さんのHPを見ますと「福一丼」を販売しているのは、県内の杏林堂さんの店舗で、その数何と40店舗弱!
各店舗で毎日50個販売していると仮定すると、全店合計1日に約2,000個!
月に60,000個の販売です。
すごい数量ですね!

「杏林堂」さんは、最近どんどん静岡市内にも進出されています。
静岡市内は現在ドラッグストア戦争と化しています。
最近のドラッグストアの特徴として、食料品の品揃えをますます充実させている事が挙げられます。
お菓子や乾物等いわゆるドライ商品群はもとより、牛乳や豆腐等の日配品いわゆるウェット商品群も。
さらには、ベーシックな野菜・果物やお肉のパック商品まで品揃え。
つまり、食品スーパーのお株を奪おうと明確に展開されているのです。
本業の薬や洗剤等の商品は元より利幅の取れるものですから、スーパーと競合する食品部門はあえて戦略的に「薄利で」販売しています。
食品がメインのスーパーにとっては、非常に脅威だと思います。

そんなドラッグストア店舗に、福一さんは専用の冷蔵ケースを売り場の目立つ場所に置いています。
マグロ丼専用の売り場で、のぼりを立てて宣伝にも抜かりありません。
お昼に私が買いに行くと、必ず他にも商品を見ているお客さんがいらっしゃいます。かなり売れていると思います。

写真のマグロ丼が一番人気です。
マグロの赤身(多分メバチマグロ、これが良い色なんです)3切れ
ビントロ2切れ
ねぎとろ 少々
玉子 一枚を半切り
お醤油とワサビ、ガリの小袋が一緒に入っています。
とにかく、シンプルにマグロが美味しいんです。
酢飯の上に、ごまがふっているのもポイント高い。
男性の方にはちょっと小ぶりなのかもしれませんが、私は結構これで足りちゃいます。

ほぼ毎週食べていますが、これをほぼ1コインで提供している福一さん、本当に凄いと思います。
自店舗での販売だけでなく、杏林堂さんでの出店無人販売に取り組んだその経営方針は流石です。
焼津の一番の元気印、福一さんのマグロ丼『福一丼』。
みなさんも見かけたら、是非一度召し上がって見てください。
マグロ屋の端くれからも、おすすめします!