お盆休み

メダル続出に沸いた、東京オリンピックが終わり、既にオリンピックロスになっている店長です。
今週はそのままお盆休みに突入します。
工場や大企業では、ずらしてもう夏休みに入っていらっしゃるところもあると思います。

新聞等の報道によりますと、今年のお盆は帰省の予約が好調との事です。
いくら全国の知事会が
「出来るだけ県境をまたぐ移動は自粛して欲しい」
と訴えても、昨年からずっと伸ばしてきたので今年は帰るという方が多いのだと思います。

静岡県ではワクチン接種が予約システムの不備等も有り
遅れ気味でしたが、年配の方々の接種もかなり進みました。
今後は私達のような50代~40代の接種も開始されます。
重症化し易いと言われる、基礎疾患が有る高齢者の方々を含めご年配の方々にワクチン接種が進んだ今、それほど帰省を悪者にしなくても良いのでは?

8月10日、連休明けの市場は需要も底堅く、天然の南鮪の縮脂の上物などは、引き合いとても強いです。
20kg台の小さいマグロが@2,000円以上!
とにかく上物は今高いです。
高いという事は、そのマグロを欲しいお客さんが多いという事。
1500円→1600円→1700円と、
ものによってはどんどん競りあがって行きます。
仲買さん一社ではなく、数社で競る為どんどんヒートアップしてしまいます。

荷主としては、値段が出て嬉しい限りです。
良いマグロを選んで、一番値段の出る時期にセリに掛けたい。
そう思うのが普通ですし、実際セリ人と荷主は数量や出荷する時期を打ち合わせしながら、出来るだけ高く売る工夫と努力をしています。
ですから買い手としても、少々値段は高くとも良いマグロに出会える機会が増えるのが、このお盆商戦のセリ場なのです。(もちろん一年で最大のヤマ場は、年末年始です)
コロナ禍における、冷凍マグロの搬入減も有りますが世界中の漁場から集められた良いマグロが、お盆の皆様のご家庭の食卓を彩るべく、今日もセリ場に並んでいます。